自分が読めるようになりたいもの、聞き取れるようになりたいものって対象が決まってるじゃない。
雑誌、小説、ニュース、映画、ドラマなど手に入りやすい教材として身近にある。
ところが喋ったり、書いたりって本当に難しい。
文法や単語を知ってたとしても自然な言い回しになってないか、全く通じる表現になってなかったり。
そもそも、いくら調べても結局どうやって表現していいのかわからないこともある。
そんな時にいつもそばにバイリンガルの通訳みたいな人がいて、こんな時にどう表現したらいいか教えてくれて、それを自分のフレーズとして暗記してしまえば自分の表現ストックが増えて次第に自然な表現で流暢に喋ることができるとは思うが現実には難しい。
結局、大量に読んだり、聞いたりして、使えそうな表現を少しずつ自分に溜め込んでいくしか無いとあきらめた。
片っ端から暗記していくわけだから効率が悪いのかもしれないが、長い目で見てほとんどの表現が網羅できるようになれば、逆に近道なんじゃないかと。
そこでDUO3.0を百人一首の要領で日本語訳を見たらサッと英文フレーズが口をついて出てくるまでにしたんだが、まだ足りない。
確かにこの表現であってるはず、という自信を持って英語話者に話せるようにはなったが、これだけではやはり表現したくても何と言ってよいかわからないことが大量にある。
そこでTOEFLのスピーキングのセクションの解答例を片っ端から暗記するというのを始めた。
これらは、例えば「今まで経験したことで一番危険なことは何ですか? 詳しく述べなさい」みたいな問題に45秒で解答するというもの。
利点としては、途切れ途切れのセンテンスではなくテーマに沿ってひとかたまりの主張を流れで話せるようになるということ。
主題→具体例→結論のような構成で喋る意識ができるようになる。
それとひとかたまりの解答例が45秒から60秒なので(以外に短い)ダラダラと喋るわけではないので比較的暗記しやすいボリュームなのだ。
少しはじめてみた感触では、「あーこういえば良いのか。こうすれば文と文のつながりがわかりやすくなるのか」という感じ。
みんなはどうやって表現力を磨いているんだろうか。
書くのは多読で結構いけるぞ。自然な表現も多読で身につく。もちろん相当な量を読み込まないとダメだけど。 ところが、話すのだけは一人ではどうしようもないな。国内で学ぶなら外...