2016-07-04

人と違う自分

まれから今まで,つまずいてばかりの人生でした.

つまずく度に立ち上がっては,なんとか取り繕ってきたのですが,それももう難しそうです.


思い返すと最初のつまずきは小学生の頃.

集団行動に慣れず,クラスに馴染めず,六年間いじめられていました.

そこで,地元中学には行くまいと,多感な時期のあらゆる全ての時間を「お勉強」に費やし,中学受験をし,そこそこの学校に受かることができました.

無論,そんな私が中学に入れば変われるはずもなく,それどころか中高と,より陰湿いじめあいました.

そこでも私は「お勉強」という道で,つまずいたところから立ち上がり,青春の全ての時間を費やし,そこそこ良い大学に入りました.

今思えば,人より時間があった分,少しだけ「お勉強」ができてしまったというのも,私の人生をこじらせている一因だと思います


大学に入ってから数年して,私は鬱病になりました.

大学での勉強はそれなりに楽しかったし,生活環境も不自由がありませんでした.

しかし,ここでもやはりつまずいた理由は,人間関係コミュニケーションにありました.

ここで人間不信になるような出来事に幾度か見舞われ,以降より一層,まともにコミュニケーションが取れなくなりました.

鬱になってから1年ほど,家に引きこもっていましたが,ここでもまた立ち上がって,自力鬱状態から回復しました.

改善が見られたのは,精神科に処方された薬をやめてからのことでした.)

それからしばらくして,今度は大学院受験するに至りました.




大学院に入ってからは,やはりそれなりに楽しく過ごし,一定の成果を残すこともできました.

しかし,今度は「就活」という高い壁が待ち受けていました.ここでももちろん全社全滅するわけですが...

私の中で理由は明らかでした.やはりコミュニケーションです.





「適切にコミュニケーションができない.」

特にこの一点で,私は世の中から必要とされず,消えたほうが良い人間です.



私のせいで,不快な思いをした人達も,言外にそう言っていました.

しかし,不快な思いをした人達,そうでない人達なかにも,家族など,私に今のままでいて良いんだよと言ってくれる人がいます

そのことが余計に辛くもあります


「お前はアスペルガーから」と親に笑って言われた時,表面上では冗談っぽく笑って返していたけれど,本当はすごくショックでした.

しかし,普通の人が普通にこなしていることが,こうも上手く行かないと,親に言われたことはある種事実だろうと思わざるを得ません.

普通の人と自分感覚がずれているせいで,普通の人の地雷を全力で踏み抜き,逆に普通の人は私の地雷やすやすと踏んで,何故そんなことで落ち込むのか,訳がわからないといった顔をして,,


今度はどうやって立ち上がるか..

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