つまずく度に立ち上がっては,なんとか取り繕ってきたのですが,それももう難しそうです.
集団行動に慣れず,クラスに馴染めず,六年間いじめられていました.
そこで,地元の中学には行くまいと,多感な時期のあらゆる全ての時間を「お勉強」に費やし,中学受験をし,そこそこの学校に受かることができました.
無論,そんな私が中学に入れば変われるはずもなく,それどころか中高と,より陰湿ないじめにあいました.
そこでも私は「お勉強」という道で,つまずいたところから立ち上がり,青春の全ての時間を費やし,そこそこ良い大学に入りました.
今思えば,人より時間があった分,少しだけ「お勉強」ができてしまったというのも,私の人生をこじらせている一因だと思います.
大学での勉強はそれなりに楽しかったし,生活環境も不自由がありませんでした.
しかし,ここでもやはりつまずいた理由は,人間関係やコミュニケーションにありました.
ここで人間不信になるような出来事に幾度か見舞われ,以降より一層,まともにコミュニケーションが取れなくなりました.
鬱になってから1年ほど,家に引きこもっていましたが,ここでもまた立ち上がって,自力で鬱状態から回復しました.
(改善が見られたのは,精神科に処方された薬をやめてからのことでした.)
大学院に入ってからは,やはりそれなりに楽しく過ごし,一定の成果を残すこともできました.
しかし,今度は「就活」という高い壁が待ち受けていました.ここでももちろん全社全滅するわけですが...
「適切にコミュニケーションができない.」
特にこの一点で,私は世の中から必要とされず,消えたほうが良い人間です.
私のせいで,不快な思いをした人達も,言外にそう言っていました.
しかし,不快な思いをした人達,そうでない人達のなかにも,家族など,私に今のままでいて良いんだよと言ってくれる人がいます.
そのことが余計に辛くもあります.
「お前はアスペルガーだから」と親に笑って言われた時,表面上では冗談っぽく笑って返していたけれど,本当はすごくショックでした.
しかし,普通の人が普通にこなしていることが,こうも上手く行かないと,親に言われたことはある種事実だろうと思わざるを得ません.
普通の人と自分の感覚がずれているせいで,普通の人の地雷を全力で踏み抜き,逆に普通の人は私の地雷をやすやすと踏んで,何故そんなことで落ち込むのか,訳がわからないといった顔をして,,
今度はどうやって立ち上がるか..
じゃあ今度は他人にて立ち上げてもらう練習しようかー
理解していないと思われ。お勉強してから意見言おうよ。
社会は自分を無能だと馬鹿にするものなのだという前提を掲げて 何にしても物事をさし図るようになると 自ずと周囲はお前のことをサンドバッグ要員とみなすようになっていくから注意...