国会議員であっても,いや全体の代表である国会議員だからこそ,育休取得はするべきだと思うんですけど,それには先にルール作りが必要だと思うんですよ。
自分は,士業で経営者で2歳の女児を持つ父親で,育休はとってないですが(休むと収入ゼロどころかマイナスになるので飢え死ぬ),妻子の誕生日には平日でも休んだり,比較的自由に休んでます。
で,国会議員の育休なんですけど,それ自体は結構なことじゃないですか。
ただ,3つの大きな問題をクリアしてからやるべきだと思います。
そりゃ,自民党の議員だったら「1人くらい休んでても大勢には影響ない」って話になるかもしれませんが。
ある政党で議会に1人しか送り込めなかったとか,無所属で当選しているとか,そういう議員が育休とった場合,その人に入れた有権者の意思がまったく国政に反映されない危険もある。
「せめて会期中はやめてくれ」って話も納得できるんですよね。
2つ目は,歳費の問題。
育休とってる間も給与が満額支払われる会社ってあんま聞いたこと無いんですが,国会議員はそれでいいのか,って問題はあります。
それでいい,って意見はあるんでしょうが,少なくとも議論してルール作りする必要はあるんじゃないでしょうか。
たとえば,会期中に育休とって,増えた可処分時間を利用して地方選の応援に回って良いのか,とか。
何をやってよくて,何はダメなのか,これも先に制度化しとく必要がありますよね。
というように,国会議員の育休を認めるなら,先に決めとかなくちゃいけないことって結構あると思うんですよ。
「議論によって結論が出るのを待っている時間は無いので,まずはやってみます」ってのは,安保法案のときにも思いましたけど,やっぱいかんでしょ。
大筋では同意します。 ただ一つ異論を申し上げるのであれば、とりあえずやってみるというのは、ぎちぎちのがちがちな日本においては条件付きでアリだと思います。 条件というのはレ...
別に会期中に休んでも罰則規定はないから休むのは自由、って話だけど。 問題は休んだ時に有権者から批判されるかも・所属している党(この場合は自民党)に処分されるかも、って所...
自身が父親なら出産も含めて子供にまつわる諸々が制度成立なんて待ってくれるもんじゃないのは安保と違って実体験に即して分かるだろうに。
なら今の時点では諦めるしかないんじゃない? そもそも男の育休なんて当人の自己満足以外に必要ないし。
それ議員だけじゃなくて全員に返ってくる言葉なんやけどね…
一般人なら他に誰もいないから休むしかないというケースもあるだろうしな。 でも国会議員ならシッター雇えるだけの金を貰ってるわけで、その金で何とか出来るだろ。
「シッター確保する手間も雇う金も準備せずになんで子供作ってんだよクソが」
でも現実問題として休むしかないんだよ。 例えそれでクビになってもね。 でもまあ議員はそれでクビにはならんわな。党から怒られたり、次の選挙で当選出来なくなる程度で。