2015-11-19

顧客に平然と我慢を強いる業界

http://ameblo.jp/arikawahiro0609/entry-12095468256.html

つの商品でできるだけ長く稼ぎたい・できるだけ利鞘のある商品を売りたいというのが商業上のセオリーだということは、働いている人ならご理解いただけると思う。そして、出版業界もそのセオリーに則って動いていることは、他業種と同じだ。

というのは一方的な都合であって「読者は理不尽に耐えてくれ」といっているだけだ。「顧客理不尽無視するから衰退するんだろ」以外の感想が出てこなかった。

「でも、最初は高い単行本で売って、後から安い文庫を出すなんてずるい」そう仰る方に思い出していただきたいのは、時間お金反比例するという資本主義社会における大原則だ。例えば電車。鈍行は安い。しかし、時間がかかる。移動に時間をかけたくない人は、特急を使う。つまり時間お金で買っている。「早さ」というサービスを受けようとすると、その分お金がかかるのである

 本も同じだ。単行本は高いが、発売と同時にすぐ手に入る。文庫は廉価だが、手に入れるのは数年先になる

本当にこの理由しかないのであれば同じ値段でいいから単行本文庫を同時に発売すればいい。

2年でも3年でも経った後に廉価版単行本文庫本新装版でも新たな解説もつけて売りだせばいい。

名のある文芸賞はだいたい単行本しか候補になることすらならない。だから賞をとったとしてもその時には単行本しか買うことができない。文庫しか読まない人は買う動機が一番高まっているであろうその時に買うという選択肢がそもそもなくなってしまっている。

なぜそんな数秒考えれば出てきそうなアイディアを実行しない? 理由は色いろあるのだろう。たとえば、単行本文庫部署がわかれていることが多い。その部署収益も別々にとられているか本来協調をとるべき二者間がなぜかお互いがお互いの収益を食い合うライバル同士みたいになってしまう。もちろんこれが全ての原因などというつもりはないが、なぜ「こういう理由があるから読者は理不尽しかない環境に耐えてくれ」なんて呑気にいえるのかと疑問に思う。

問題があると認識しているのであれば改善アイディアを出し、プロセスを走らせるのが普通なのでは。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん