2015-05-04

まんしゅうきつこと青二才、「才能は育たない」という現実

【まんしゅうきつこと青二才

ウェブをずっと見てきてわかったことは、「才能は育たない」というものです。

表現技法を磨くことはできますしかし、面白くない人が、才能を育てていって面白くなるという例は皆無です。

ウェブで出てくる新人はいだって突然、現れます

例えば、まんしゅうきつこさん。彼女は一時期、漫画家アシスタントをしていましたが、結婚して筆は折っていました。何がきっかけかはわかりませんが、あるときブログを書き始めたら、これがウケた。

では、彼女ブログをやる以前はつまらない人間だったのかというと、そうではありません。

彼女はずっと面白い人間で、ただ発信をしていなかっただけです。

このようにウェブでは面白い人間ブログを書き始めて話題になる、というパターンしか新たなクリエイターブロガーは出てきません。

あるいはたまたま見られていなくて、はてブなどで発掘されるパターン

これの特徴は読者が少なかった過去記事も十分に面白くて、本当に「たまたま見られていなかった」というもの

「cityboy.me」がこのパターンに当てはまりますね。

ぼくが「才能は育たない」と確信するきっかけとなった存在が、青二才さんです。

彼は何年もブログをやっています文章表現にこだわっていて、それを磨こうとする意思も感じられます。こつこつとネタを探していて、情報収集をする努力もできます。何より、数年単位で一つのブログ更新できるだけでも、すごいことでしょう。

だけど、彼の文章面白くありません。

彼のブログ話題になるときはいだって「半可通が偉そうに語ってらぁ」とはてブで突っ込まれるというものです。

数年単位でやっていても、面白くなっていかないのです。努力を何年続けても、「面白さ」というコアの部分は磨かれない。これはもう、何をやっても育たないということです。

青二才さんが何年もブログをやった結果、「才能は育たない」ということが証明されてしまいました。

彼にはずっと期待してたりもします。彼が面白い記事を連発するようになったら、ぼくの結論は覆って、「才能は努力によって育つ」と言えるのですから

それは多くの人にとって希望となるはずです。

例えば、今まで映像をやってこなかった人が動画を撮ってみたら、意外なほどの映像センスが発揮された、ということはあると思います

だけど、文章を書こう、面白いものを作ろう、とやってみて、出来なかった人は一生出来ないのだと思います残酷ですが、20年近くウェブを見てきた人間結論です。

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