工学系の大学教員をしている。私の勤務する大学には数多くの留学生が在籍していて、それと同じくらいの日本人学生も在籍している。普段の学生指導や国際会議での発表、あるいは海外の大学での経験などで感じたことを書いてみたい。
身も蓋もない話だが、日本人学生の(相対的な、かもしれないが)レベルは本当にヤバい。中国人学生の方が優秀である。
東大・京大・東工大・一橋レベルの平均的な学生は、中国の国家重点大学からの平均的な留学生と同じレベルだ。ちなみに国家重点大学は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E9%87%8D%E7%82%B9%E5%A4%A7%E5%AD%A6
にあるように、まあ日本で言えば上記四大学+旧帝大+上位国立くらいの位置づけだろう。それと上記4大学のレベルが同じ程度なのだ。しかも、日本に来ている留学生は国家重点大学の中でも2軍くらいの位置づけだ(1軍はアメリカやイギリスに行く)。
両者の学生に似たような課題を与えると、よく出来るのは中国人学生であることの方が圧倒的に多い。言語のハンディキャップを加味するとその差はさらに大きくなる。
さらに、彼らと日本の旧帝大レベルの学生を比べたとすると、もうその差は歴然だ。日本の旧帝大レベルの学生と同じレベルの学生を中国で探そうとすると、上位~普通程度の国立大学レベルになる。
と感じているのである。
なぜここまで差が開いたのだろうか?答えはいろいろ持ってはいるが・・・。
光明があるとすると、東大・京大・東工大・一橋レベルの本当の上澄み、本当のトップレベルは他所の国と比べても全く遜色がない点だろう。これは私の海外経験で分かったことだが、本当の天才はどこにでも、ある程度の割合でいるのである。
それともう一点、日本の下位国立と同程度のレベルの中国の大学で、両者の学生を比べると圧倒的に日本の方が優秀。これは間違いないと思う。
要するに、本当のトップはどこの国も一緒で下位のレベルで比較すると日本の方が上。準トップクラス、つまり(はてなーに多い)東大平均~旧帝大~上位国立レベルが明らかにヤバい。
まずは、その勉強に対する熱意に差があると感じている。
そりゃ自分の身の回り5mの経験で日本ガー中国ガーって言ってるお前みたいな馬鹿が大学で教えられるレベルだからそうなるだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20140903184610 つまり(はてなーに多い) なんだ釣りか。