よく安倍晋三ヒトラーだとかいうのがヘイトスピーチだとか、ヘイトスピーチ批判に対してネトウヨが日本人に対するヘイトスピーチだとかいうのをよく見かけるじゃないですか。
でも、これってヘイトスピーチじゃないよな、俺はって思うんですよ。
じゃぁ、逆に、ヤジ問題で再度注目を浴びた田中真紀子の安部首相に対する「種なしかぼちゃ」発言なんかは差別的だと言えないかといえば、ヘイトスピーチって言っていいんじゃないかと思うんですよ。
んで、まぁ、それを少し考えてルール化してみたわけです。
あたりまえだけど、安倍晋三は内閣総理大臣であると同時に男性であり潰瘍性大腸炎の患者であり妻帯者であり子無しだ。
これは誰しもが言えることで、人は様々な側面を持つ。
例えば、病人という属性や貧乏という属性は社会的に劣位になるだろう。
逆に、政治家であるとか金持ちであるとかは社会的に優位な地位にあるだろう。
ただこれは、社会や集団においてで変わるものであり、例えば韓国人は韓国社会において優位だが、日本社会ではマイノリティだ。
例えば、日本で日本人に対してジャップということは、罵倒ではあるだろうがヘイトスピーチではない。
あるいは、有力な保守傍流政治家である安倍晋三をナチ呼ばわりすることは、非難や罵倒であってもヘイトではない。
あるいは、孫正義に強欲だとか、労働者の敵だと言っても問題はないだろう。
それとも、乙武洋匡に「信者突撃させて手を汚さないとか卑怯にも程があるよね」と言っても論評の範囲だろう。
例えば、潰瘍性大腸炎の安倍晋三にゲリゾウと言えばヘイトである。
あるいは、在日韓国朝鮮人にチョンといってデモを繰り広げれば真っ黒である。
他にも、乙武洋匡にカタワ死ねといえばまるっきりヘイトだろう。
そもそもの問題として、ネトウヨの「自分たちは虐げられてきた弱者で、特権に守られ不法行為を繰り返す朝鮮人という強者に立ち向かっている」という歪んだ自己認識がある。
彼らは妄想性人格障害か統合失調症か、あるいは社会的弱者か弱者転落に怯える中流なんだろうから、ある意味仕方ねぇのかなと思う。