2014-07-05

ぬるゲーマーにもゲーマーとしての節目はやってくる

ここ最近ゲーマーとして一つの終わりを感じる。

ゲームに対する意欲が湧かないし、ゲームの腕も格段に落ちていっている。

ゲームが下手になっていくからゲームに意欲が湧かなくなり、ゲームの腕が更に落ちていく。

ゲームなんて時間無駄だと考えるのならばゲームから離れていくのは好循環と言える。

余暇を楽しむ力が失われていっているのだからクオリティ・オブ・ライフ観点においてはある種の悪循環である

とにかく自分はここ最近ゲーマーとしての力が日に日に失われていっているのだ。

まだ土曜の夕方だというのに(ゲーマーという生き物は大抵この時間帯には遊んでいるもんだ。金曜からずっと徹夜しているのでもなければ)、こんな所で増田なんてやってるのはさっき自分の下手さにほとほと嫌気がさしたからだ。ゲームに対する嫌な気持ちが溜まりすぎたから少しゲームから離れたくなった。

その嫌気がさしたというのは、自分の反射神経の衰えに対してだ。

相手の背後に回ることに成功し、後は素早く適切な攻撃を加えれば相手は死ぬ、そんなシチュエーションで何度も返り討ちにあった。

相手が強かったんじゃなくて、自分が物凄く弱かったか返り討ちにあった。

背後に回ってから攻撃をする前に相手に振り向かれて反撃を受けて何度も死んだのだ。

何も難しい事をしようとしたんじゃない、慣れれば0.2秒で終わる動きだ。

その普段なら0.2秒で終わる動作を入力するのに1秒ほどのラグがあった、自分反応速度において。

「相手に近づくことに成功した事を確認する」→「自分がやる動作を素早く思い出す」→「素早く実行する」この全てに昔の自分では考えられないほどの時間を食った。

ゲーマとしての限界認識せざるをえない。

社会人になってからプレイ時間が減ったこと、それ以上に年齢から来るあらゆるレスポンスの遅延、それをはっきりと認めざるを得ない惨状である

自分は、いつの間にかゲーマーとして数ランク落ちていた。

ピンポンに「細胞が壊れていくのが分かる。インパルスがもたつく…… 永久記憶がとぎれる」というセリフがあったが、

今の自分の状態がまさにそれである

そのセリフを言ったキャラは執念で復活してみせたが自分にそんな執念はない。

何よりも若さが足りない。

自分はこれから壊れゆく細胞やもたつくインパルスを何度も再確認させられながらゲームをやる事になる。

それが嫌ならアクション性が一切ないゲーム、思考速度すら要求されないゲームを選んでいくしか無い。ないしはゲームと完全に手を切るかだ。

どうやら自分ゲームとの関係を構築し直す必要がある時期に来たようだ。

こんな事をするのは一線で活躍するプロやそれに匹敵する強さを持つプレイヤーだけの話だと思っていた。

勝率50%代のどこにでもいるゲーマーにもそんな節目が訪れるなんて思っても見なかった。

  • 自分はそこまでスキルないゲーマーなんだが、30代を間近に控えて同じような気持ちになったことがある。 マリカーの最新作とかドリフトがうまくできなくなっててなんだが悲しくなっ...

  • そのうち眼精疲労肩こりで長時間プレイができなくなるぞ 知り合いは腱鞘炎だったし

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