http://tenohasi.org/homeless.html
常々「自分はいろんな意味で崖っぷち」「規格外」「下手を打つとすぐにいろんなものから取りこぼされる」という危機感を抱いて生きてきたものですが、そして自分ではその危機感を「そうは言っても考えすぎかも、強迫神経症のケがあるかも」くらいには胸中でブレーキかけようと試みてきたものですが、ホームレスの事例について読んで戦慄した。
自分はゴミ屋敷で生活してた前科?がある。他人が作ったゴミ屋敷に事情があって同居してたとかじゃなくて一人暮らしでゴミ屋敷生活スタイルを構築してそこに住んでいたのである。
普通はゴミ屋敷って裁判しないと犯罪認定されないから「前科」という言い方は変だが、引っ越しの折りに業者呼んで産廃扱いでトラックいっぱいのゴミを出したことがあるので自分の認識ではこれはもう前科だ。
あと精神病にかかってアタマがイッてしまったらおしまいだ。ゴミ屋敷作って住んでた時点で既にアタマはイッているという説もあるはそれはおく。
ひいひい言いながら大学出て年収350万だが職を得て人間を装って生きてきたけど、何というか根本的に自分にはある場所に安住とかはできないんだ、という衝撃がマジで強い。
自分が住める世界と言うか、「ここが自分の居場所」的なもんは無いんだ。
ただ空間というかスペースだけは確保しなきゃ物理的にどうにもならんというだけなんだ。
ゴミというかモノでいっぱいの万年床で、眠るためにいろいろなモノを押しのけてスペースを作るように。
っていう悟りが、もう人生で何度悟ってきたかわからん悟りだけど、また今更にじわじわひたひたと頭蓋ん中の脳みその浮いてる水に染み渡ってくる。
っていうか部屋がゴミ屋敷だとホームレスになっちゃうとかやべえ!ホントやべえよ!
業者のトラックを見送りながら「あれだけのモノにぐちゃぐちゃと囲まれて生きられたということは、オレ最悪ホームレスでもやってけるってことじゃね?」と冗談風味に自分を鼓舞していたけど「ホームレスでもやってける」と「ホームレスにさせられる」は天地の差っていうか次元が違うよオレ!そして想像してたより崖っぷちだったわオレ!
はやく人間になりたい!