サブカルのほうで持ち上げられてるクラウズをなんとなく見始めた。
ソーシャルネットワークで繋がったみんなが協力することで
それがクラウズという、人の意思からなんか作るらしい。
で、最近やっと、そんなメンツがやっとだいたい揃って初戦闘したんだけどなんか凄かった。
何が凄いかって、実写ガッチャマンが「おれが見えるか悪党どもー!」と叫んでる横で、
見えないのはカッツェ。悪党本人が一番見えない。
カッツェも悪のガッチャマンらしいので、ある意味、そういう伝統を逆利用してるのか。
見えるのは攻撃の触手だけ。
それにのって宮野真守のネット用語満載のフリーダムな奇声をあげ、
ガッチャマンの主人公兼ヒロインキャラみたいなやつが駆け付ける。
達観したKYキャラなんだけど、この状況でやったのは、戦闘ではなくカッツェとの邂逅。
その邂逅が、独特のテンポの間が抜けた会話。絶望的な状況だったそれの空気が変わる。
といっても、空気は壊れてはいない。くだらなさでコーティングされただけで物語の根だとはっきり分かるから。
で、その根の話より、会話が面白い。久しぶりに面白いとアニメで思った。
キチガイ愉快犯のアラシに対して、スルー力の高い大人がネットで対応してる時の会話そっくり。
この感じを凄く良く表現できてる。
でさらに気付く。
中2秒に与えたクラウズという意思を可視化する力
見えないところからボコボコにする様は、炎上被害者の視点から見た炎上なんだと。
これは互いにどうリンクするなんて語る奴が出てくるんだろう。
まあ、こんだけ期待高いと大変だなクラウズ作ってる人。と思った。