2013-08-24

クラウズとアイスケース

実写映画は自爆してるで有名なガッチャマン

サブカルのほうで持ち上げられてるクラウズをなんとなく見始めた。

ソーシャルネットワークで繋がったみんなが協力することで

世界をよりよい方向にしようと企む女装中2病がいる。

そんな病気を患った原因が、化け物を作る力を貰ったから。

それがクラウズという、人の意思からなんか作るらしい。

で、その力を与えたのがカッツェとかい宮野真守

あと、なんだかパンダリーダー役のガッチャマン軍団


で、最近やっと、そんなメンツがやっとだいたい揃って初戦闘したんだけどなんか凄かった。

何が凄いかって、実写ガッチャマンが「おれが見えるか悪党どもー!」と叫んでる横で、

見えないのはカッツェ。悪党本人が一番見えない。

カッツェも悪のガッチャマンらしいので、ある意味、そういう伝統を逆利用してるのか。

見えるのは攻撃の触手だけ。

それにのって宮野真守ネット用語満載のフリーダムな奇声をあげ、

中2病ガッチャマンイケメンポジが無残にぼこられる。

で、イケメンガッチャマングロっぽく死にかけたところで

ガッチャマン主人公ヒロインキャラみたいなやつが駆け付ける。

達観したKYキャラなんだけど、この状況でやったのは、戦闘ではなくカッツェとの邂逅。

その邂逅が、独特のテンポの間が抜けた会話。絶望的な状況だったそれの空気が変わる。

といっても、空気は壊れてはいない。くだらなさでコーティングされただけで物語の根だとはっきり分かるから

で、その根の話より、会話が面白い。久しぶりに面白いアニメで思った。

これ何か既視感があるなと思ったらぴんときた。

キチガイ愉快犯アラシに対して、スルー力の高い大人がネット対応してる時の会話そっくり。

この感じを凄く良く表現できてる。

さらに気付く。

ああ、カッツェってネットメタファーなんだと。

中2秒に与えたクラウズという意思を可視化する力

見えないところからボコボコにする様は、炎上被害者視点から見た炎上なんだと。

最近アイスケースでネットの~~がまた久しぶりにあついけど

いつか誰かがリンクさせて語るだろうから、一番乗り。

クラウズにもアイスケースにも色んな立場存在する

これは互いにどうリンクするなんて語る奴が出てくるんだろう。

まあ、こんだけ期待高いと大変だなクラウズ作ってる人。と思った。

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