2013-06-09

生活保護受給者のイメージ

母の異母妹、つまり叔母の話。最近の状況は知らない。

叔母は、夫とともに自営業を営んでいたが、業界縮小の煽りを受けて廃業した。

同時に実母が痴呆症になり、夫はガンのため、働けなくなった。

その後、本人はしばらく正社員として働いていたが、介護のために退職し、生活保護を受給するようになった。

夫、母の順に亡くなり、介護から開放された時には60歳を超え、就職は難しくなっていた。

最後に会った時点では、無報酬ボランティアをしながら生活保護暮らしていた。

過去に一度だけ、母に対し、叔母経由で行政から資金援助を求められた。

いま思えば、「親族間の扶養」の強制だった。

母は、継母だから関係ないと主張していたが、父に説得され、しぶしぶ支払っていた。

生活保護は、運悪く行き詰まった人のセーフティネット

特に自営業者のための救済の意味合いが強い。

しかし、叔母と生前の叔父は、パチンコで荒稼ぎをしていた。

住まいは、リフォーム済みの綺麗な公営住宅。モノはあふれ、宗教団体お布施をする余裕もある。

世間イメージ生活保護パチンコ三昧」そのままだ。もちろんヘビースモーカーだ。

障害持ちのシングルマザーの娘も生活保護を受け、病院に頻繁に通い、パチンコで稼いでいた。

逆にいうと、パチンコで増やさなければ、最低限の生活を送ることができないらしい。

生活保護からパチンコ好きなのではなく、パチンコ好きが生活保護に陥っただけだ。

生活保護法の改正を受け、母のもとに、異母妹・姪を扶養するよう通知が来ると思われる。

母は、生活レベルの差を挙げ、年金より生活保護のほうが豊かだ、むしろ自分を援助しろ逆切れするだろう。

(母は非嫡出子のため、就職時などに差別を受けたらしい。相続権は半分、扶養は一人前の民法の規定はおかしい)。

私も、相手が宗教活動をやめない限り、扶養に応じるつもりはない。

結婚後の兄弟・親子は別々に暮らす「核家族制度行政が強制的にやめさせれば、生活保護費用は削減できる。

叔母は、長男・長女・次男か、異母兄弟の誰かと一緒に暮らせばいい。

扶養義務の強化は、大家族制度への(半ば強制的な)回帰きっかけになるかもしれない。

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