2013-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20130402122732

人間的魅力が増す」と言われるとそれはなんか違うような気がするけれど、過去のことを思い出すと自分の愚かさに我が身を常にくびり殺したくなる自分のような人間としては「歳をとるごとに恥をかきづらくなったな、無神経な言動をして誰かを傷つけたり不快にさせる経験が減ったな」という実感はある。

男が女の肉体的な魅力のピークだと思っている年頃の自分の言動を考えると、もう何度殺しても飽き足らないくらい無神経で無知無礼でバカだったと思うほかにない。あんな年齢で結婚や子作りをしていたら、亭主のことも子供のことも酷い目に遭わせて不幸にしていたと確実に断言できる。

自分場合はいささか歳をとり過ぎたせいで確かに頭が固くなり、というか人と関わって傷つけたり傷つけられることの恐ろしさを知り過ぎて、他者と深く関わること自体ができる体でなくなってしまったが、若さ故の無神経と老い故の意固地のちょうど中間にあたる精神年齢の子作り(20代後半〜30代序盤あたりか)が個人的にはベストに思う。


「妻の精神が多少未熟でも体が若いほうがいい」というのはあくまでも孕ませる男の言い分で、産まれて来る子供はそうではない。容姿若さ母親の適性が両立できるのが理想的だが、どちらかを選ばざるを得ないなら若くて綺麗だが不安定でヒスってばかりいるママより、安定して愛してくれる優しいママを望むのが子供価値観だ。特に日本場合母子密着型育児であるから母親精神年齢育児適性がダイレクト子供人格作用してしまう。

実際に21で自分を生み、24で妹を生んだ母の子育てと「あんた達にはかわいそうなことをした。遊びたい盛りを過ぎて、子育てのことをきちんと勉強できる歳になってから子供を作れば良かった。そうすればもっときちんと育ててあげられたのに」という彼女の弁を聞く限り、満更自分の考えは間違っていないと思っている。

虐待というほどじゃないが、二次性徴に対する性的からかいきょうだい差別円形脱毛症に至るほどの過剰な躾、両親双方の不倫による家庭崩壊等は(最後のは回避できなかったにしても)、もう少し親が人間的にきちんと成熟してから子作りしてくれていれば恐らく回避できたものだろうから

記事への反応 -
  • 長老が思慮深く優秀なのはアニメの世界だけだ。 実際は年を取るごとに思考の柔軟性が失われ頑固になっていく。

    • 「人間的魅力が増す」と言われるとそれはなんか違うような気がするけれど、過去のことを思い出すと自分の愚かさに我が身を常にくびり殺したくなる自分のような人間としては「歳を...

      • 容姿や若さと母親の適性が両立できるのが理想的だが、どちらかを選ばざるを得ないなら若くて綺麗だが不安定でヒスってばかりいるママより、安定して愛してくれる優しいママを望む...

    • 男と子供と母親の目線が必要なんですね もっとも素晴らしい少子化は、非有権者の子供の立場に立って行われることですね 母体・経済状況とかよりも母親の精神状態が良い状態になる...

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