2023-08-01

バービーハイマーへのノーランやマーゴットの関係と、大事な2つの

バービー×オッペンハイマーの件、宣伝担当問題であって監督クリストファーノーランや主演のマーゴットロビーたちは関係ないみたいな擁護が目につく。

どちらも日本での人気は高くファンが多い。

私もノーランほとんど見てるしマーゴット主演作も複数見てて今回も観るつもりだったか気持ちめっちゃわかる。

でも彼らを無関係扱いして庇うのはちょっと違うなと思う。

これがもし人種問題ホロコーストでもネタにしてたらどうなってたか映画ファンの人ならよく知っているはず。

即座に配給が声明を発表、監督や主演俳優SNSコメントしてファンを窘める、不支持を表明する、そういうムーブメントが起こる。

残念だけど今回そんな動きはない。

昨日今日起きたばかりの話ではないしもちろん期間的に全米俳優組合のストも関係ない。

まり彼らはこれをまったく問題だなんて思ってないということ。

から抗議するならノーランもマーゴットも対象であるべきだし、「やられた側」が安易に「やった側」を擁護するような動きは慎むべきだと思う。

 

私は今回の件で2つの大事なことを改めて考えた。

 

ひとつは彼らは外国人だということ。

何を当たり前なと言われそうだけど、来日した彼らの「日本大好きです!リスペクトしてます!」みたいなリップサービスを聞いているとつい勘違いしてしまう。

こちらのことをよく理解してくれてる、味方になってくれるような気がしてしまう。

でも実際には住む国が違いバックボーンが違い価値観がまったく違う。

戦争原爆は彼らの国ではネガティヴ歴史じゃない。

私たちと衝突する部分は絶対にある。

から排斥しよう、とかそういう話ではない。

私たちは違う価値観を持つ者同士でも友達にはなれる。

たとえファンでも迎合したり一体化してしまうのではなく、時に毅然要望も伝えられるような適切な距離感は忘れないようにしたい。

 

もうひとつ自国コンテンツの大切さ。

ハリウッド映画世界アメリカを売り込むプロモーションとして機能している。

そこで描かれる戦争は勇ましいものが基本だし原爆水爆描写というと単なるストーリー中の派手なアトラクションしかないことが多い。

アメリカコンテンツが輸出されることでそうしたアメリカの考える戦争観や原爆観が世界に広まってしまう。

幸い日本には自国豊富アニメ漫画ゲームのようなコンテンツがあり世界に輸出されて人気が高まっている。

戦争原爆を直接描いていなくとも、日本人が作るものには戦争悲劇原爆のような兵器は悪という価値観根底にある。

そういう価値観コンテンツと共に世界に知られ浸透していくことは日本平和の維持にも世界平和にも資すると思う。

 

バービーオッペンハイマーも私は観に行きたい。

バービー配給のワーナージャパンアメリカ本社対応を求めているという。

どうなるか見守りたい。

  • おっぱいとお尻どっち派?

  • キャンセルカルチャーみたいなことはやりたくないけど、ある意味婉曲的な核否定映画だと考えた場合、日本人が抗議して初めて完成するような気もする

  • ホロ豚は滅せよ

  • だからこんなものは「旭日旗は不快だからやめろ!」とかいってくる一部の韓国人と全く同類なんだよ 「宇崎ちゃんやたわわの広告は不快だから公共の場に出すな!」とか言ってたフェ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん