2023-06-11

人の悪口生業にしてた友人の末路

なんてこともないことだが、切ない気持ちになったので書く。

友人に、人の悪口をいうことが生業になっている人がいる。ブログ記事メディアで、問題を起こした人物のことを批判してPVを稼ぐという役割だ。

はあちゅうイケダハヤトひろゆきホリエモンキンコン西野、その他、ネット炎上する者たちのことを、嘲笑い、バカにし、そのたびにネットでは拍手喝采を浴びていた。

ろくでもないやつらを気持ちよく叩いてくれるヒーローのような扱いを受けていた。

しかし、時がたつにつれ、仕事はなくなっていく。手法に飽きられたというのもあるし、だんだんと「人の悪口ばっかりいっているが、お前はどうなん?」という空気が醸成されてしまたからだ。また編集部メディアも、若い世代に変わったことにより、もっとおもしろくて魅力のある若いライター仕事を頼むようになった。

一方でネット中で叩かれてたものたちは成功していった。

イケダハヤトは、今やNFT業界におけるトップランナーで、グローバルで戦っており、大手企業との取引化らTVアニメ化まで、成功者としての道を着実に歩んでいる。数日に一回は「イケハヤさん」でトレンド入りするくらいの人気ぶりだ。ひろゆき言わずもがなトップYouTuberになり、マスメディアでも見ない日はないほどのブレイクした人物になった。本も馬鹿売れだ。ホリエモン宇宙ビジネスだけでなく、肉屋でも高い評価を受け、パン屋はすでに100店舗を超えるヒットビジネスになっている。キンコン西野映画をヒットさせブロードウェイなどの作品作りに邁進しつつビジネス書も絵本もそれぞれ合計100万部を超える作家になっている。はあちゅうはよくわからないけど元気だと思う。

叩かれる側が本当にろくでもないようなものたちだったら仕事は当然なくなっているだろう。しかネット垣間見える問題炎上は彼らが挑戦し続けているからこそ発生するもで、活動全体の5%にも満たない。それ以外のところで成果を出し、信頼を得ているからこそ、今成功している。

他人のあらを探し、ネット炎上するかのようにおもしろおかしく取り上げ、自分正義側だと演出をし、正義側として叩きたいネット民を集めていた友人は、仕事とはいえ自分が正しいと思っていた節がある。しかし、彼が掴みたくてしょうがなかった栄光はまったく手にはいらず、叩いてた有名人たちはどんどんと成功していく。

成功してしまってから叩いても誰も反応してくれなくなる。みんな勝ち馬にのりたいからだ。イケダハヤトの話を今書いても、負け犬の遠吠えになってしまう。

その友人の今の評判は、成功者になりそうな人たちの足をなんとか引っ張ろうとしてたが、すべて失敗した人、とネット上ではなっている。たまに記事がヒットすることもあるらしいが、どれもたいした影響力になっていない。昔はコメンテーターとしてテレビにでたり、Yahoo!ニュース記事を書いたり絶好調だったときもあったのに、今やむしろコンプラ違反扱いになっているんだとか。

日々元気なく余生のように送っている彼を見て、意識高い人たちがいう言葉が今になって心に蘇ってくる。

他人の足を引っ張ってもあなた人生はよくなりませんよ」

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん