何事も良い面もあれば悪い面もある、というのは置いといて。
良い面は勝手に指摘が入ると思うので、悪い面を挙げていく。
ネットにつながらないから推敲するという時代なら良かっただろうが、思いついたのをそのまま流し、それに対して多くの人が巻き込まれる状況はどうなのだろうか。
個々人が複数の情報を比較し、取捨選択し、その結果として発信している、ならわかる。
でもそうではない。
スマホ、パソコンを含め、コンピュータは進化し情報収取する手段は増えたようでいて、考えるための材料は広まっておらず、その場その場で感情に任せるだけになった。
党派性が重視するあまり、過激な言動も目立つ。それを民意だと拡散する。
動画やブログにまとめてそれが個人の創作であり儲ける手段となっているのは、法律云々はおいといて、個人的にはなんだかなと思ってる。(創作か?)
東京に住んでいる人がネットでは多くなるが、これだと村と村が争っているのと何も変わらないではないか。
そして適切な窓口に意見を言っているわけではないのに、なぜか自分の意見が通じないんだとか、民意と勘違いしてしまう。
多くの一般人はメリットなんぞなく、バズったら炎上のデメリットの方が多いだろう。
まともな人ほどネットから離れてリアルにいる(ように見える)。
テクノロジーによって貧困をなくそうとか、多くの意見を集まればもっと良い方法が見つかるはずだとか、そんなことはなかった。
旧メディアはダメでネットが代わりになるといってたが、自浄作用もなく、面白おかしくなければアクセス数が稼げないのでより過激になるものが出ただけだった。
直接関係ないから無責任に煽れるし、滅茶苦茶になるのを面白がる多数の集団。
テクノロジーで人を集めるだけ集めて統治能力が低かったからこうなったのか。
UI/UXを考える人も、どうやって異なる意見を持つ同士の集団を議論させ、議論を集約するか、というのは考えない。