2020-05-27

あなた感情説明しま

何か問題解決できるわけではありませんが、感情の正体についてのひとつの考え方です。

まず、すべての感情は誰のものでもなくあなたのものです。感情が反応するのはあなたの命に関することだけです。すべての感情の根源にはあなたの「死」があります。それだけです、すごくシンプルです。

死に対するあなたの命や存在、その強さや価値を「生命力」と名付けてみます生命力が強まり、死が遠のく気がするときあなたは「いい感じ」の感情になります生命力が弱まり、死に近づく気がするときあなたは「いやな感じ」の感情になります

気がする、というのは実際は何も変化していないからです。そこにあるのは情報であり感覚です。それらはすべて嘘でもあり、本当でもあります

目の前に現れるものはすべて、現れる前にそこに存在していますギャップがあるとき、それに気付くことは簡単です。知識で汲み取り、経験想像することは私たち能力でもありますが、バイアスが掛かっていることを忘れないようにしたいです。自分思い込みを明らかにしたい場合は別のものに置き換えてみるといいかもしれません。

「繋がる」ことは気持ちいいです。しかし繋がりは実在しません。繋がりがあることにしたければ、ひとつだけあります。それを知るにはあなたがどう生まれたのかずっと遡り、その先へ先へ辿ってみるといいかもしれません。行き着く先は一点です。そもそも孤独」は物語で、あなた作品です。

本来、生と死に境目はありません。今この瞬間死を選択できますしか本能は立ち塞がり、私たちは生きています。命は自らの命に生かされています。「生きていたいから生きている」のではなく「死にたくないから生きている」が正しいです。

人生死ぬまでの暇つぶしと言いますが、それはそうならざるを得ないからです。人生には意味がありません。あったとしても恐らく知るすべが無いです。意味が生まれ場合は2つだけです。目的がある場合と、意味を求めるときです。目的は用意されていません。意味を求めるとき、それはフィクションになります

「人のために」とは不思議言葉です。他人のため、子どものため、親のため、あなたのため。誰かのための行動はすべて、実際は自分生命力のためでしかありません。良い、悪いの話ではなく、それを知った上での行動が大事だということです。

自分の死」を理解するのはとても難しいです。あなた感情が動くとき、変化するとき、何かに反応してしまとき、観察してみると面白いかもしれません。「いい感じ」も「いやな感じ」もその感情は必ずあなたの死に基づいているはずです。

すべては仕組みでできています。仕組みというのは「存在の根っこ」のことです。例えば、本能存在の根っこですが、感情は違います社会も仕組みではありません。

「すべては仕組みでできている」ということを理解しようとするとき「いやな感じ」になるかもしれません。それは「自分自分ではない」事実を知ることになるからです。同時に、すべては単純で、簡単で、複雑なものは無いことが明らかになりますあなた存在も私の存在も、仕組みの上ではとてもシンプル記述できます。まるで自分が始めから存在していないような感覚に陥るかもしれません。しかしそれもまた、生命力が弱まった気がする、だけのことです。

私たちは知っていることしか知りません。だから想像する必要があります意図した心の中で、しかし痛みは本物です。

周りの人に優しくしてください。あなたはあの人でもあり、あの人はあなたでもあります

  • 痛みや嫌な感じが本物だとするなら、それに基づいた感情も本物だろうし、それに基づいて優しくするのも優しくしないのも間違っていないのでは?

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