2020-02-06

最近の反アベ系はてなーやツイフェミを中心にしばし見られるもう一つ

最近の反アベ系はてなーやツイフェミを中心にしばし見られるもう一つのご飯論法、あるいは、アンチご飯論法についての考察記事名が長すぎてカットされたw)

ご飯論法とは新語・流行語大賞にもノミネートされた用語で割とみなさんも知ってるものだと思う。

いちおう、コトバンクから引用しよう。

議論における言い逃れ論点のすり替えを表す言葉。たとえば、「朝ご飯は食べたか」という質問の「ご飯」を故意に狭い意味にとらえ、「ご飯(米)は食べていない(が、パンは食べたかもしれない)」と答えるといった具合である2018年法政大学教授の上西充子がTwitter投稿したことからまり、主に国会質疑で政権側が野党の追及をかわすために論点をずらしたり、ごまかそうとするのを揶揄する表現として使われた。同年、『「現代用語の基礎知識」選 2018ユーキャン新語・流行語大賞』のトップ10に選出された。

ご飯論法とはつまり、ことばを勝手に厳密に定義して、そこに当てはまらないものを切り捨てて、議論俎上からごっそり引き抜いて終わらせるやり方ということだ。

一方で、最近の(特に先鋭化した)ツイフェミやアベ政権批判派の人たち(だけではなく、反フェミネトウヨにもしばし見られるが、観測上はこういった人たちに多い)にもう一つのご飯論法(仮にアンチご飯論法)があるように思える。

引用にあるご飯のやりとりに乗せるならこんな感じ

A:朝ごはんは食べましたか

B:食べました。

A:何を食べましたか

B:僕はパンを食べたけれど、朝食べるのがご飯みそ汁じゃないといけないなんてのは日本人らしさ押し付けだよね、そもそもご飯よりもパンのほうが準備に時間もかからないし、洗い物の手間もかからない。ご飯だといちいちおかずやみそ汁を用意しないといけないけど、パンならトーストチーズハムをのっけて焼けばいいだけ。ジュースもあれば、栄養はほぼOKだ。なんで日本人はいつまでも白米にしばられているんだろう。それが日本の悪いところだと思うんだよ、そう思わない? ね、そう思うでしょ。みんなー。

A:( ゚д゚)ポカーン えっ、私はまあ、ご飯のほうが腹持ちがいいから、好きなんだけどさ…

B:だいたい、朝から腹持ちがいいものを食べたら、眠くなって朝の会議や朝礼に間に合わなくならない?そんなことやってるから日本人生産性はいつまでも上がらないで、欧米どころかアジアからも取り残されるんだよ、そうやって日本はもうだめになっていく。だいたい、そういう日本が素晴らしいなんてのを声高に言うやつら、僕は信用しないね。ああ、だから今の政権ダメなんだ、良識ある人間はいもびくびくくらさないといけない。まったく、お前もそんなやつだったのか。残念だよ。

A:( ゚д゚)ポカーン うーん、ご飯派とパン派、どっちでもいいと思うし、私は特に眠くなる体質じゃないかご飯でも大丈夫なんだけどね。つまり、君はパンのほうがいいと思うんだね。

B:誰もパンじゃないといけないとは思っていない、でも、ご飯よりも優れているものがいっぱいあるってことを知ってほしいんだ、それをみんなが知らないのはあまりにも世の中腐ってる。そんな日本ダメなんだ。

A:( ゚д゚)ポカーン おっおおう。わかったよ。じゃあ、私会議に行くね…

B:君も明日からパンにしようぜー!! 何なら一緒に買いに行くよー!!

元のご飯論法文脈を厳密に狭めることで議論ストップさせるのに対し、このアンチご飯論法

文脈勝手に読み解いて、勝手解釈して広げる。

自分論点が正しいと微塵も疑わない。

相手純粋感想を述べると、それも全部つぶしながら、持論につなげようとする。

論点を整理しようとすると、その整理すら間違っているといって、勝手に新たな論点を作り出す。

・そして、論争が終了したら、自分が勝ったことにしてしま

という点では、議論をすすめようとするだけ姿勢は立派なのかもしれない。

けれど、これは有意義議論なのだろうか。議論は深まっ太郎になっているんだろうか。

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