■即位礼正殿の儀直前にマレーシアとシンガポールに行ってきたよ

こんにちは。

長い旅行記を書く旅行増田です。

今回は即位礼正殿の儀の直前にマレーシアとシンガポールに行ってきました。

長い旅行記はいつも通り後でアップするんですが、いつも通り長過ぎて読まれないので、一応、ヘッドライン的に気づいたポイントを先にアップします。

• マレーシアは入国カードの制度を廃止したので、書き物をする必要がない。
• 首都クアラルンプールと地方都市の格差がすごい。クアラルンプールは現代東京大阪並み、マラッカやイポーは1960年代ですかね？という感じ。
• 食事は大体うまいが、味が強めの傾向がある。謎の混ぜこぜ野菜炒め「ROJAK」は異様に甘く、好みが分かれるかもしれない。イポーの蒸しチキンが柔らかくて激ウマ。
• マレーシアの公共施設のトイレは使用にチップが必要で、「トイレの受付」さんがいる。また、個室は紙が備え付けられてなくホースで尻を流すスタイル。故に大体、床がビシャビシャ。マレーシア旅行に行くならロールのトイレットペーパーを持っていった方が良い。
• マジ多民族国家。全く違う人種宗教の人々が日常感を放ちながら共に暮らしている。ちょっと感じたところでは、マレーシア人は多民族が暮らす日常を「諦めて受け入れるしかない状況」と「自ら肯定的に捉え直す誇り」の間で揺れてる印象。
• テレビは、最低でもマレー語、中国語、タミル語、英語の4チャンネルがある。
• 教育事情も複雑なものがあるようだ。ちなみにアニメ・マンガ文化はしっかり若者文化になっている模様。
• マレー系、中華系のマレーシア人は概ねフレンドリー。タクシーとかで話しかけてくるのも珍しいことではない。飲食店のおばちゃんも「日本から？」とか話しかけてくる。タミル系ともタクシーで話したが、インド英語、いわゆるヒングリッシュで日本人には聞き取りづらい。
• マレーシアはホテルが最高に安い。1泊7,000円弱でキングサイズのベッドと広々とした部屋、眺望最高、共用にジム・プール完備のホテルに泊まれる。これがシンガポールだと1泊10,000円で異様に狭く窓なしシャワートイレの部屋となる。
• 陸路シンガポールに入国する際はタクシー入国も可能。ドライブスルー形式で出入国審査が済ませられるが、国際タクシーは高い。4,000〜7,000ほど。
• シンガポールは隅から隅まで清潔で、スマートで、食事も美味しく、英語も通じ、バスの遅れも受付のお姉さんがアナウンスしてれるほど。金さえあれば初めての海外旅行にぴったり。ただマレーシアから入ると非現実的なほどの未来感とあまりの格差に不安になってくる。
• シンガポールのお土産の選択肢に入ってくるのが地元民の味、ポークジャーキーだが、現在、アジアでは豚コレラが流行中で日本での検疫を通過できない。買うのは控えよう。
• 東南アジア版UberといえるGRABが便利すぎ。マレーシア、シンガポールに行くなら絶対入れるべき。
• マレーシア、シンガポールはアジア最高レベルで英語が通じる。韓国以上、香港並み。

ご飯も美味しいし、ホテルも安いし、航空券もLCCなら往復で5万そこそこかな？

多分マレーシアのみなら航空券、滞在費込みで一人13〜14万あれば1週間、ラグジュアリーホテルの旅行を楽しめると思う。（ちょっとトイレは面食らうけど）

マレーシアとシンガポールに行くと「世の中ってこうだよね」の「世の中」の定義が広がる感じがする。

これからの日本がどうなるか、ふりきったガチ多民族国家ってどんなだろう、って肌で感じられるから、行ったほうがいいと思うよ。

Permalink | 記事への反応(1) | 09:15

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