2013-08-10

ドラマなんて、1シーズンに1局1本の新作で十分。他は25年前の再放送でいいよ。

宮城エリアで、半澤直樹を始めとして、ドラマ視聴率が軒並みダウンしてる」というネタがあった。

これは震災以降を境に数字が下がってるのだろうか?

仮にそうなら、「震災以降、不急不要の視聴を控え、選別視聴してるから」の仮説成り立つと思う。

要は「有限の可処分時間の配分」の中で、ドラマは「視聴リストラ」の第一候補となる(ニュース情報番組より優先度低い)ということじゃないかと思う。

現代人は多忙で、多量の情報を高速処理する必要に迫られてるから、「情報摂取を最大限に効率的にしたい」。

からいわゆる「フィクションの消費量」(ドラマ視聴率映画視聴回数・小説読書量)は

10年20年のロングスパンで眺めたら、被災地に限らず全国的に低下してるんじゃないか?と思う。

言葉は悪いが、フィクションは不急不要なモノ。

バラエティー番組、雛壇芸人番組も、情報の質としてはジャンクフードみたいな情報しかないし、

時に「ヤラセ」も混じってるが、一応は「情報」の一種ではある。

適当に2倍速・10倍速でスキップ視聴すれば、まあ役に立つと言えば役に立つ。

ドラマには、バラエティほどの情報存在してない。

※「ドラマには情報がない」と書いたが、変な話だが数十年前のドラマを視聴するなら「情報」は取れる。

 先日社内旅行植木等昭和30年代ドラマバス内視聴したが、

 「当時はキャバレー流行ってた」「当時はサラリーマンビル屋上で昼休みバレーボールしてた」と言う「情報」が取れた

そもそも、日本テレビ局は、相変わらずドラマ製作し過ぎているのではないか

ドラマが本格化して既に30年、40年経過しているのに、過去の膨大なドラマストック有効活用する、という発想もない。

自分に言わせれば、1局について「1シーズンに1本だけ制作」して、

他は5年前・10年前・20年前・30年前のドラマゴールデンタイムに堂々と再放送したら、

制作ゼロで案外視聴率稼げるんじゃないか、と思うのだが。

今はどの企業も「投下資本に対する利益回転率」を要求されるから

からドラマ制作しても、25年前のドラマ再放送しても、同じ利潤を得られるのなら、

25年前のドラマ再放送した方が株主利益になる。

それとも、ドラマ製作部門の首切りになるから、そこまで出来ないのか?

テレビ局はいわゆるF1層をメーンターゲットにしてるが、F1層にとって、25年前のドラマは「産まれてないか記憶にない」。

からF1層をターゲットに25年前ドラマを放映しても「既にこれ見た」とクレーム受けることなく、初モノ扱いしてもらえる

植木等時代ドラマは、まだ高度成長前だったから、画面に描かれてる生活は今より明らかに貧しい。

だが25年前ドラマなら、今との違いは「ネットスマホあるかないか」の違いだけで、他は現代とほぼ同じだから

現代F1層に違和感なく通じると思う。

(つまり新作ドラマと遜色ない視聴率を稼げる)

ということで、日本テレビ局は「ドラマは新作を作り続けなきゃならない」というナゾの思い込みがあるようだが、

他にも日本キー局ゴールデンタイムの編成には、目に見えないルールのようなもの存在する。

例えば「20:30スタート」「21:30スタート」の番組はない。

(逆に言えば20時台21時台に30分番組存在しない)

番組デイリー又はウィークリー」というのも隠れたルール

「何を当たり前のことを?」と思われそうだが、韓国ではドラマを「火曜日の夜に放映、次回作木曜日の夜に放映」と

週2回ペースで放映するらしい。

なので日本も「番組ウィークリー常識」の思い込みは捨てた方がいい

30年前は「ゴールデンタイム番組は、いわゆる「ジャストタイム」、21:00や22:00にスタートする」が不文律だったが、

ニュースステーションが21:54開始で不文律破ったため、なし崩し的にジャストタイムルールはなくなった。

このように「不文律だって、あるキッカケで破れることがあるのだからドラマ新作の思い込みだって、捨て去るべきでは?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん