はてなキーワード: ミフェプリストンとは
2010年11月、警視庁新宿署はミフェプリストンを使用した22歳の女性を堕胎の疑いで書類送検した。また女性に販売した男性(国内在住)も薬事法違反で逮捕された。中絶した本人が立件されるのは異例
誰でも簡単に買えても、捕まるじゃん^^;
http://anond.hatelabo.jp/20090125003432
低用量ピルが認可されなかった時代が長すぎて、ピルに対する誤解が広まっちゃってるからじゃないのかな?
「そんなの飲んでまでヤりたいの?」
「性欲強いんだね」
「風俗で働いてるの?」
こんな事を聞いてくる人が未だに存在する。
避妊目的じゃなく、生理不順やPMS改善、不妊治療目的で服用している人はいっぱいいるのにね。
心配される副作用にしても、1相性から3相性まであるピルの中から自分に合ったタイプを選択することで
ほとんどの人は軽減することができる。
まあどうしても合わない人はいるけどね。これはしょうがない。
1960年にアメリカでピルが登場し、1990年に製薬会社が認可申請してから実際に認可されるまで
日本では実に10年もの歳月が必要だった。
その間、婦人科で診察をうけた上で処方されるには副作用も大きい中用量ピルしかなかった。
世界では既にスタンダードである超低用量ピルは未だに認可されていない。
安全性が世界中で認められ、ホルモン含有量も低い超低用量ピルが認可されないのは何故?
バイアグラなんかあっという間に認可されたのに。
性感染症の蔓延を防ぐ思惑があるのかもしれないけど、それなら婦人科検診の敷居を低くするほうが有効じゃないのかな?
定期的に婦人科の検診を受けている女性は、他の先進国と比べて日本はとても低いよね。
そういえば、モーニングアフターピルも日本では正式には認められていないんだっけ。
ミフェプリストンの認可は夢のまた夢でしょうね。
日本で行われている中絶手術は世界的に見たらリスクが高い危険なものらしいよ。
明らかに中絶医療は,他の国々と日本の医療レベルが極端に違う事例のひとつです。諸外国では1970年代の中絶合法化以来,中絶といえば局所麻酔のみで診療室で行える吸引法と呼ばれる比較的手軽な処置のことだと思われてきました。1980年代には,フランスで開発される妊娠のごく初期に人工的に流産を引き起こすRU-486という名の薬が開発され,1990年代をかけて多くの国々がこれを合法化し,プロライフの反対の強かったアメリカでさえ2000年に解禁されました。2003年にWHO(世界保健機関)が発行した「安全な中絶」という報告書のなかでも,初期中絶については吸引法とRU-486が最も安全だと明記されています。ところが日本では,半世紀以上も,よりリスクの高い全身麻酔を用いて,掻爬と呼ばれる旧態依然たる外科手術が延々と行なわれ続けてきました。WHOの報告書では,掻爬は他の安全な方法が採れない場合の代替策でしかありません。なのに日本では他の国々とは違って吸引法が常識になっていないばかりか,ミフェプリストンの輸入は禁止され,解禁に向けた議論さえ始まっていません。さらに,他の先進国ではルーチンとなっている中絶カウンセリングや精神的なケアも皆無です。敗戦後,日本は人口政策のために世界に先駆けて中絶を合法化しましたが,今や,世界に名だたる中絶後進国になっているのが実態です。