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はてなキーワード: 朝鮮とは

2010-11-25

廃人への渇望

今日は、パチンコについての日記を書きたいと思います。

平日、僕が通勤する時間から…

パチンコ屋さんの前には自転車や車が何台も止まっていて、大学生なのかフリーターなのか分からない青年や、「会社どうしたの?」というサラリーマン年金暮らしであろうと思われるおじいちゃん・おばあちゃんなど、沢山の人が通い詰めているのを見掛けます

僕が社会人になりたての頃、友達に誘われてパチンコを始めました

何回かやっている内に味を締めたのか、起きたらパチンコ屋にいた…というような末期に近い状態に。

何を言ってるのか分からないかと思いますが、これはノンフィクション事実であり…それほどにハマっていたのです


・『所得が低い人ほどのめり込む人が多い』という統計

調子が悪いと¥5,000が10分で溶ける、スロットなら更に加速

・友人からの『勝ったら奢る』という謎の押し付け

・友人が給料ボーナスを突っ込んでいるにも関わらず負け続けている

・負けが込むとストレスが溜まり、顔が歪む

タバコの煙が凄く、空調・清掃が追いついていない為、気持ち悪くなる・臭い

・他人の当たりを嫉み、心が荒んでゆくのがハッキリと感じ取れる

朝鮮など、他国への貢ぎ行為・搾取


暇潰しにもなるし、トータルで20万ぐらいは儲かっていたのですが、これらの要素で僕は辞めることに至った訳です

今考えると、何故ハマっていたのか…?

派手な演出・当たった時の爽快感など思い当たる節はありますが、あそこまで熱中していた理由は明確には思い出せません。

でも、ハマるってことは楽しいと感じてたってことなですよね。

形はどうあれ幸せだった、ということです

DVカップルたいですね。違うか。

仕事では上司やお客さんとのコミュニケーションに疲れ、東京には友達はおらず、特に趣味も無く、相思相愛な相手もいない為、今の生活にはさほど刺激がありません。

目から生気が消えてるような、頬が数年つりあがってないかのような、気がします。

皆、何して毎日過ごしてるのでしょうか?

水商売クラブなど、夜遊びの刺激に逃げるのは、この年になったらダメと思ってるのですが(そもそも先立つものが無い)、どうして良いか分かりません。

没頭できる何かが欲しい

重度のオタクとか世の中では叩かれ放題ですけど、凄い羨ましいです

2010-11-22

いやまあ別にええけどさ

朝鮮の人ってホントに写真撮るとき「キ・ム・チ」って言うんだね

額に青スジ見せながら「今日はそれで撮ろ!それでいこ!」とか言われるともう・・・

しかも別に留学生ホームステイの子とお別れ記念に撮るとかそんなシチュじゃないからね

普通に友人複数名と心霊スポット巡り中に写真撮ろうとしたってだけでこれだからね

名前性格、顔立ちなんかで勘ぐってはいたもののちょっと複雑

学校でもっとキッチリ世渡りのための知識を与えてくれればいいのに

どこどこには近づくな、とか

こういう名字の人とは付き合うな、とか。

2010-11-21

日本人ってのは随分と閉鎖的になったもんだな。

いやさ。日本はいい国だよ。色々な意味でね。

 

でも他の国にもいい所はいっぱいあるわけだよ。嫌いな韓国中国でもさ。

 

それを嫌うだけで認めないっていうのは、どーも格好悪いっつーか…建設的じゃないと思うんだ。

そういう人たちは、認めない、とは言わない。そこがプライドなのだろうか。

でも嫌いな国のいい部分、そういうものを認識しようとしない。

 

相手の悪い所は悪い、いい所は認めて吸収する。そういうの、なくなっちゃったの?

そういうのが日本人のいい所というか…少なくとも俺は教えられなくともそうあるべきと育ってきた。

 

俺も中国朝鮮にゃイラつくことも良くあるけれども。

むしろムカツクからこそ、いい所を見つけてよりよいものを提示してやる、

というのが日本なりの仕返しの仕方だと思うんだよ。

 

いやま、そういう人、一握りなのかもしんない。2ch見すぎたのかも。

どーも視野狭窄というか…脊髄反射で否定してる奴とか目に付くようになって。

 

他の国のこと、パクリパクリ言うけどさ。いやパクリはよくねーけど。

でも昔は日本も猿真似ってよく言われてたの、今の若い人は知らないんだろな…

 

何が言いたいかって言うとさ。

他人を蔑んだり、認めないままでいて、気がついたら追い抜かれてたなんてのはイヤだなってこと。

よくも悪くも、真似することは技術を身につける上で近道だもの。

中国の高速鉄道とかをみてると、うかうかしてられないぞって思う。

 

 

PS:ブクマしてくれてる人、ありがとう。

gingin1234さん、何を言いたいのかよくわからないよ!w

説得力はなかったかもしれないけど君のブクマには届いた、それだけでも喜ばしい。うん。

2010-10-21

なぜ日本では『アヌス』ではなく『アナル』が広まったのか

 俺はゲイでもホモでもないし、ましてや肛門愛者などでは全くないのだが、それでも日本に置ける『アナル』という言葉の浸透具合には正直非常に興味がある。『anal』とは英語で『肛門の』『けつの穴の』という意味言葉形容詞だ。名詞などではない。『肛門』を意味する名詞は『anus』つまり『アヌス』という言葉だが、こちらよりも『アナル』の方を使っている肛門愛者の方が多い。例えば『アナルセックス』という言葉はそのまま『肛門の性交』という意味で通るのだが、『アナル最高!』という文章は『けつの穴の最高!』という文章になってしまい意味が通らない。文法的には全くおかしいはずの使われ方をされているのだが、その違和感を指摘する人間はあまりいない。その理由は、『アヌス』よりも『アナル』という言葉の方が、日本語語幹的に非常に使いやすいからだろう。まず『アナル』という発音の中に『穴』という、肛門を如実に連想させる文字が含まれているということ。次に『アナル』という言葉の響きが、日本語動詞比較的多い『○○る』の形になっていること。次に肛門愛者にとって『穴』+動詞の形が、『穴に対して何かをやる』という意味連想させて非常に使いやすかったということがあげられるだろう。対して『アヌス』という言葉は、『アナル』に置ける活用語尾の『~~る』の部分が『~~す』になっており、旧文体のような印象を受ける。「我、致す!」みたいな。「我、主(ヌス)の穴に致す(ス)!」みたいな。非常にとっつきにくい。そのようなイメージもあってだろうか、名詞の『アヌス』よりも、形容動詞の『アナル』が市民権を獲得してしまうという珍現象が起こってしまったのだ。しかし考えてみれば、日本だけではない。確かに日本は『マシン』を『ミシン』にしてしまったが、形の良さに惹かれて『朝鮮』という漢字タトゥーを入れてしまったアメリカ人もいる。こういったクレオール文化はどこの国にもあるんだろうね、きっと。しかし何で僕はこんなに肛門のことが気になるのか。肛門性格だからかな?

2010-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20101013184919

小沢(創価)がやってきたこと、やろうとしてることすら知らないで暢気に遊んでるんだろう。

全てを危ない思想家宗教団体にまかせてるんだからな。

とか、そんな陰謀論とか都市伝説を根拠に話してれば当然ながら

手当たり次第にネトウヨネトウヨとだけ言われて話にならなかった。

って事になるだろ。

俺自身も二十歳で若者の部類だが、15歳くらいで既に国の情勢について調べ尽くしてたよ。

とんだ中二病だな。

ネットで見ただけ、新聞読んだだけで、「調べ尽くしてた。」かよ。

そのうち、「コミンテルの陰謀が」とか田母神見たいなこと言い出すの?

着実に日本朝鮮化しつつある。

最近では新潟中国領にすることをアホな市民の概が賛成してるとか何とか。

奴らもラストスパートを掛けてきた。もう如何することも出来ない。

既に言い出してたな。スマン。

当然の報い

ここと2chを見ていれば、自分の住んでる国に一切の興味が無いことが解るな。

「こうこうこうすれば国が良い方向に傾く」という発言に対して、若者真逆左翼発言ばかり。

どういう年齢層なのかは言動を見れば解る。

俺自身も二十歳で若者の部類だが、15歳くらいで既に国の情勢について調べ尽くしてたよ。

その上で政治問題を議論してたが、若者から一切まともな発言を受けたことが無い。

手当たり次第にネトウヨネトウヨとだけ言われて話にならなかった。

とりあえずそう言っておけば合理的な発言をしなくても論破になると思い込んでいたんだろう。

右翼意味も知らないで、ネットで良く使われているからという理由で煽りに使い出したんだろう。

ゆとりという言葉過剰反応する輩は自分が使う言葉意味すら調べないからな。

そんなのが俺と同じ年代、俺よりも上の年代で凄く恥ずかしく思う。

初めは「この歳でこんなこと言ってるのか?」と愕然とした。

国の情勢なんか一切見ようとしないでネットで遊んで、合間に中傷活動をしてるだけだなんてな。

そりゃあ庶民アピールしてるだけのアホを支持しちゃうわけだ。

小沢(創価)がやってきたこと、やろうとしてることすら知らないで暢気に遊んでるんだろう。

国民も国造りに参加しているという自覚がまるで無い。

そんな若者ばかりで国が良い方向に傾くわけが無い。

全てを危ない思想家宗教団体にまかせてるんだからな。

言うのも恥ずかしいくらいの必然だろう。

俺達はいつまでも何も知らないガキのままじゃ居られないんだよ。

これから奴らが生み落としていった最悪の塊を背負って生きて行かなきゃならない。

俺らの世代が緩和して、次の世代にバトンタッチしなくちゃならない。

だがもう遅い。国の為に一切思考をしようとしない若者が概を占めている現状、既に手遅れだ。

ネットアニメ漫画ゲーム楽しいものばかりを沢山見て、親に人生のレールに乗せてもらってる時点で現実なんか見られるわけがない。

着実に日本朝鮮化しつつある。

最近では新潟中国領にすることをアホな市民の概が賛成してるとか何とか。

奴らもラストスパートを掛けてきた。もう如何することも出来ない。

現を抜かしてないで全員が国の為に動いていたら日本を取り戻せていたかも知れないな。

それで自分の居場所を失えば理不尽な発言をまた繰り返すんだろう。

当然の報いだ。文句を垂れる資格は無い。

2010-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20101001164600

なんで左の人って中国大好きなんだろう?

共産主義国家だから?それとも単に中国好きが先で後付けで左っぽいこと言ってるだけ?

そのどっちかで選ぶなら前者だろうね。


と言ってもガチ共産主義思想を追究してるわけじゃない。

(今の中国共産主義理想の体現としてはアウトだし)


まず中二病ピーターパンシンドロームとしての「反日」「反米」があって、

その代わりに理想化・依存する先が、

ソ連だったり中国だったり朝鮮だったりするだけ。

(それらの国の実態ではなく、あくまで理想押し付けイメージだけ見てる)



勿論ひとりでに発症したんではなく、

それらの国の回し者というかスパイみたいな扇動はたくさんあった。

(豊かになり始めた国の中二を患う20前後のガキは、周囲の国としては操ってみる価値がある

 世界中冷戦やってた時代は特に)

2010-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20100930125554

戦争中に、当事国(朝鮮は第三当事国だが)との境界線にある島を行政区域に編入して、それを固有の領土とか当然のように呼んじゃうのが、きなくさくないと思うんだったら、それでいいよ。

あなたとは、私の疑問は共有できませんので、解に至ることもないでしょう。

http://anond.hatelabo.jp/20100930122333

尖閣竹島北方領土、いずれも第2次世界大戦前に

日本の領土であったことは疑いの余地はない

意味不明

台湾朝鮮樺太、いずれも第2次世界大戦前に

日本の領土であったことに疑いの余地はありませんが?

サンフランシスコ条約による日本の領土放棄は、カイロ宣言に基づくから、まさに領土に編入した動機と経緯が問題なの。

2010-09-20

anond:20100920215352

日本足利義満日本国王として冊封を受けてた経緯がある。その後も室町幕府日本国王号を使い続けていたが、幕府滅亡後、秀吉冊封を拒否して朝鮮を獲りに行った。

http://anond.hatelabo.jp/20100920141936

横から失礼します。

 

異国で外人ムラを作ると、ムラの中で安息を得られる代わりに

ムラ自体が土着のコミュニティ乖離してしまい、軋轢や衝突を産みます。

これは日本だけの話じゃないでしょう。

ユダヤ華僑が各国で嫌われるのも、

その国に同化しないで小ユダヤチャイナタウンを作りたがるからだし

外国日本人だけ固まってれば、日本人だって外人から嫌われます。

 

要するに、「同じ国に住む」って前提が間違ってるんですよ。

国籍を捨てず、別の言語教育して、そいつ等だけで寄り集まってる状態は、

文化的には別の国に住んでるのと同じです。

勿論、祖先からの文化を捨てろとは言いませんが

文化圏が違う以上、衝突は常にあるでしょう。

そして、少数派と多数派が衝突すれば、概ね少数派が負けます。

負ければ不利益が生まれます。その不利益は受け入れてください。

他所者のアイデンティティを守ってあげる為に、受け入れ先の方が不利益を被る道理は無いのです。

 

いわんや、中国韓国朝鮮なんて、あからさまに日本を敵視してるじゃないですか。

そこの文化をひきずっておいて、差別だ何だと言うのは、甘いにもほどがある。

特に日中関係の緊張が高まっている昨今、あからさまな廃絶運動が始まってもおかしくないですよ。

中国韓国ではおおっぴらな反日運動なんて珍しくないでしょ。

そんな中での暮らしを強いられて無いだけでも随分優遇されてると思いますがね。

繰り返しますけど、中国韓国朝鮮なんて、あからさまに日本を敵視してるじゃないですか。

友好国や同盟国じゃないんですよ。そこを勘違いなさらないようお願いします。

2010-09-06

日本人家族観

国柄探訪: 日本人家族観

 先祖から子孫への連綿たる生命リレー

中間走者として自分がいる。

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  • ■1.「親と子の血のつながりに対する運命的一体感」■

 秋葉原での無差別殺傷事件で逮捕された青年の両親が自宅前で報道陣に取り囲まれ、会見をした。父親が「謝っても償いきれない」などと謝罪の言葉を述べている途中、母親は急にひざから崩れ落ち、頭をうなだれ土下座するような形でそのまま動けなくなった。

 両親に法的な責任はないが、こういう子どもを育てた道義的責任はある、というのが、日本人常識的な感覚であろう。

 かつて神戸中学生小学生を殺し、その首を校門の前に晒す、という異常な事件が起きた。これに関して、儒教研究家加地伸行大阪大学名誉教授は、こう書いている。

 ・・・もし私が加害者中学生の父であったならば、自裁(自殺)をする可能性がある。私は日本人であるから、親は親、子は子、別の独立した人格であるというような、欧米人流の個人主義的行動をとることはとてもできない。それに、自裁する前に、罪を犯した子を自らの手で処置する可能性さえある。[1,p6]

 殺人を犯した我が子を手にかけた後で自殺する親がいても、日本人感覚からは、同情こそすれ、「狂気の沙汰」とは見なさない。

 加地氏は、これを「親と子の血のつながりに対する運命的一体感」と呼び、「欧米個人主義の立場からは絶対に生まれない感覚意識」だとする。

 こんな所からも、日本人家族観が現代においても欧米とはまったく異なるという事が窺われるのである。

 日本欧米との家族観の違いは、我々の日常生活でも随所に姿を現す。

 たとえば、最近では日本でもキリスト教式の結婚式が広まってきているが、神の前で互いに相手を伴侶とする宣誓をするのは良いとしても、さらに契約書にサインまでするというのは、どうにも違和感がある。日本人普通感覚では、「契約」とは他人行儀のビジネス行為であって、それが家族の中で行われるというのは、どうしてもなじめない。

 欧米キリスト教的な家族観では、家族とは男女の個人間契約を基盤としている。そして神の前での契約こそが、神聖なものなのだ。

 また欧米の家庭では、子どもが生まれて大学生にでもなれば、もう親とは別の独立した「個人」となる。ある小説で親が成人した子どもに「これからは友人としてつきあっていこう」などと語るシーンが出てきて、こういうセリフ日本人では思いつかないな、と感じたことがある。

 当然、子どもの方にも、年老いた親の面倒を見なければならない、などという義務感は薄い。子や孫との家族的関係を持ち得ないアメリカの老人たちはいかにも淋しげである。

 実はヨーロッパにおいても、ギリシア時代やローマ時代など、キリスト教が栄える前は、人々は家毎に祖先の神霊を祀り、それが家族の基盤をなしていたのである。それは古代日本も同じであり、現代日本人家族観はその伝統を色濃く受け継いだものである。

  • ■3.先祖の霊は「草葉の陰」で子孫を見守っている■

 古代の多くの民族は、亡くなった祖先の霊は、子孫が祭祀してくれれば、いつでもこの世に戻って来られるものと信じた。日本語で言えば、「草葉の陰」で子孫を見守ってくれるのである。

 「死んだらどうなるのか」というのは、常に人間不安にする疑問であるが、死んでも自分の魂は存在を続け、子孫とともにある、というのは、生死の安心を与えてくれる信仰であった。

 また残された子孫にとっても、自分を愛し、育ててくれた祖父母や両親が、死後も見守ってくれる、というのは、その死の悲しみを和らげてくれる物語であった。

 先祖祭祀というのは、先祖キリスト教的な唯一絶対神として祀る、ということではなく、先祖の霊とともに生きている、という生活感覚なのである。それがわが国においては古神道となり、中国においては儒教に発展した。

 キリスト教では、死者の魂は最後の審判を受けて、魂は天国地獄に行く。仏教では、魂は輪廻転生を続け、解脱をしない限り、次は蛇や虫として生まれ変わる恐れがある。

 よくキリスト教仏教を「高等宗教」とし、先祖祭祀などは未開の宗教であるかのように言うが、死後の魂がどうなるか、ということについては、それぞれが違う「物語」を持つ、というだけのことであって、どちらが高等かなどと比較できるものではない。

 魂が輪廻転生を続け、解脱をすれば浄土に行ってしまう、とする古代インド仏教が、先祖祭祀を信ずる中国日本に入ってきた時、その死生観の違いが文化的衝突を引き起こした。

 インド人にとって見れば、魂は他の人間動物に生まれ変わるか、浄土に行ってしまうので、肉体はその乗り物に過ぎない。だから焼いて、その灰はインダス河にでも流してしまう。これが本当の火葬である。

 日本火葬というのは、遺体を焼却した後に骨を拾い、墓に収める。これは本来の意味火葬ではなく、土葬の変形なのである。古代中国では、人間精神を支配するものを「魂」と呼び、肉体を支配するものを「魄(はく)」と呼んだ。人間死ねば、「魂」は天に上るが、「魄」は地下に行く。「魄」を地下で大切に守るのがお墓である。

 これと同様の感覚日本人も持っており、遺骨には死者の「魄」を感じる。戦後アジア太平洋の島々にまで戦死者の遺骨収集に行くのも、骨を故郷の地に埋めなければ、死者の魄を供養できないと考えるからだ。

 これについて興味深い話がある。昭和45(1970)年日航よど号ハイジャックして北朝鮮に逃亡したグループリーダー田宮高麿が平成7(1995)年に亡くなり、「祖国の地に骨を埋めたい」という気持ちから、田宮の遺骨は北朝鮮にいる妻子と日本家族とに分けられ、新潟県内の家族の墓に埋葬されることになったという。

 共産主義者は無神論者のはずだが、異国で死期が近づくと「祖国の地に骨を埋めたい」と願うのは、心の底には日本人死生観が根づいている証左である。

 輪廻転生を信ずるインド仏教中国に入ってきた時、遺体は焼いて川に流してしまう、という生死観は、先祖祭祀を信ずる中国人にはとうてい受け入れられるものではなかった。

 そこで中国における仏教は、魄を納める墓や、先祖の魂を呼び戻して依り憑かせるための位牌を取り入れた。

 わが国に中国から仏教が入ってきた時には、このように先祖祭祀を取り入れて換骨奪胎したものになっていたので、比較的抵抗は少なかった。

 それでも日本にも仏教輪廻転生をそのまま信ずる人はいた。鎌倉時代初期の親鸞である。親鸞阿弥陀仏衆生を救おうという本願にすがって、浄土に行けば輪廻転生の苦しみから脱却できると説いた。となれば葬儀も墓も先祖供養も不要になる。

 しかし、親鸞弟子たちはその教えに背いて、葬儀・墓・先祖供養を続けた。その後裔たる現代の浄土真宗本願寺派も、墓を作り、葬儀先祖供養を行っている。

 今日日本では、大方の人々が仏教に求めているのは、墓・葬儀先祖供養である。そもそもの輪廻転生からの解脱仏教に求める人々は例外的であろう。これほどに先祖祭祀は日本人の心の奥底に根付いているのである。

  • ■6.仏壇に向かう■

 仏壇も、墓や葬儀と同様、仏教本来のものではない。中国においては、一族の長の家に宗廟(そうびょう)という別の建物を建て、そこで先祖祭祀を行った。これが後に、祀堂(しどう)や祀壇(しだん)となり、それを仏教が取り入れた。

 日本では、これが部屋になって「仏間」となり、さらにはそこに置かれた仏壇が、一般の部屋に置かれるようになった。各家に仏壇を置くという習慣は、中国朝鮮にもない、日本独特のものであるそうだ。[1,p191]

 仏壇には、灯明と線香と位牌がおいてある。灯明は先祖の霊が降りてくる場所を間違えないよう、明るくするためのものである。線香に火をつけると、その香煙に乗って、霊が降りてきて、位牌に依りつく。

 そこで子孫たる我々は、降りてきてくださった祖霊に対して「ご先祖さま。おはようございます。今日も一日よろしくお願い申し上げます」などと挨拶をするのである。

 今日自分たち家族が生きていられるのも、亡くなったご先祖様のお陰であり、そのご先祖様の恩に応えて、自分家族のため、子孫のために今日も頑張ろうと、心を新たにする。これが先祖祭祀に基づく生き方だろう。

 核家族化が進んで、仏壇のない家も少なくない。しかし、仏壇のある祖父母の家に里帰りした時などは、幼い子どもとともに、仏壇に線香を上げると良い。幼い子どもは遊びのように喜んで仏壇に向かう。自分がここにあるのも、ご先祖様のお陰だということを教える何よりの機会である。

 もう一つ、インド仏教中国日本先祖祭祀と衝突した点は、出家を説いた点である。「出家」とは文字通り、家を出て、財産への執着や家族への愛着を振り切って、個人の解脱を求めることである。

 しかし息子に出家されたら、その家は断絶し、先祖の霊を祀る子孫がいなくなってしまう。個人的な解脱のために、先祖の霊をさまよわせ、子孫の未来を奪うのは、先祖祭祀の立場からは、とんでもない「不孝」と考えられたのである。

 そこで中国日本においては、「在家」すなわち家族の実生活の中で仏教を奉ずることが理想とされた。聖徳太子在家の長者・維摩が教えを説いた「維摩経」、および、同じく在家女性信者である勝鬘(しょうまん)夫人が仏道を説いた説いた「勝鬘経」をとりあげて注釈書を書かれた。

 前述の親鸞は、聖徳太子を「和国の教主」と仰いでおり、その在家主義を受け継いで、結婚し、子をもうけている。今日でも日本の多くの仏教僧は、結婚し、家庭生活を営んでいる。

 オウム真理教インド仏教を受け継いで、出家して修行を積めば、輪廻の苦しみを脱して解脱できると説いた。それを信じて家族を捨てて教団に入った子どもたちを、親が返せと叫ぶ。これも「出家」と「在家」の衝突の一例である。

 「在家」とは、家族の一員として生きていくことであるから、まことに不自由なものである。「出家」のように好きな所に行って、好きなだけ座禅を組む、などという気ままは許されない。

 しかし、その不自由な家族の中で、我々は生まれ、育てられて、大人としての生活を送る能力を身につけていく。まず家族の中に生まれて、育てて貰わなければ、大人として自由な生活を送る事も、そもそも不可能なのである。

 さらに成長の過程で自分を育ててくれた親への感謝や、その恩返しとして今度は自分子どもを立派な人間に育てる義務を学ぶ。このような事が人格の基盤を構成するわけで、感謝や義務の心のない人間は、自由を与えられても、自分利益しか考えない利己主義者になってしまう。

 西欧に発展した近代個人主義においては、ひたすらに個人の自由と権利の拡大を図ってきた。しかし、キリスト教社会においては、神に対する畏れがあり、それが野放図な利己主義に転化する抑止力となってきた。

 わが国においても西洋的な自由と権利の主張を鵜呑みにして、家族制度を「個人の自由を抑圧する封建的制度」などと罪悪視する思潮がある。

 しかし、わが国においては家族制度が、利己主義への抑止力となってきたのであり、それを破壊することは、利己心の抑制を持たない人間に野放図の自由を与えることになる。都会の雑踏で無差別殺人を行う青年とは、その極端な姿ではないのか。

  • ■9.「なぜ生命は大切なのか」■

 こうした事件を防ぐべく、子どもたちに単に「生命を大切にしよう」とだけ教えるのでは、「なぜか」が伝わらない。

 それがわが国の家族観に従えば、「生命を大切にしよう。生命とは何代ものご先祖様から君たちに伝えられ、そして君たちから何代もの子孫に受け継いでいくべきものなのだから」と教えることができるのである。

 先祖供養とか仏壇、お墓参りなどは、すでに形骸化した「葬式仏教」の遺産であると考えがちであるが、それらは我が先人たちが産み出してきた工夫なのである。そこには先祖から子孫へと連綿とした生命リレーの中で人間を捉える伝統的な家族観が生きている。

 その家族観の深い思想を知らずに、単に古くさいの一言で片付けながら、新しい家族観を産み出すこともできずに、社会的混乱を招いているのが、現代の日本人ではないだろうか。

 これではご先祖様も草場の陰で嘆いていよう。

(文責:伊勢雅臣)

■参考■(お勧め度、★★★★:必読~★:専門家向け)

  →アドレスクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 加地伸行家族の思想』★★、PHP新書、H10

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569603084/japanontheg01-22%22

2010-09-04

http://anond.hatelabo.jp/20100904145638

国号に入れてまで、「朝鮮でごぜえます。でへへ…」などと言っているカワイソウな国だからな。

一方、「韓」と言う名前は彼ら自ら選択したものだ。正しく北韓と呼んで差し上げろ。

http://anond.hatelabo.jp/20100904145026

朝鮮」は貢物が少ないと言う意味で名付けられた差別的な国名。

北韓朝鮮などと差別的に見下すあなたの中の差別意識を見つめて欲しい。

2010-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20100831075945

伊藤ははじめ、併合反対だったかもしれないけど、

二年くらいで、こりゃもう併合しかないよ、って翻意してるわけでしょ?

それはまったく関係ない?

「併合反対派の伊藤安重根暗殺、、」という見方・記述はおかしい。

反対派じゃなくなってるんだから。

それと、日本朝鮮統治って、伊藤一個人だけのもんじゃないだろう。

なんとしてでも併合したいという強硬派が、東京にも沢山いたわけで、

伊藤ひとりの見解・行動・スピーチひとつやふたつで、

日本朝鮮に対する姿勢はこうだったいうのは、拡大解釈もいいところだ。

2010-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20100830233654

相手の言う事に具体的反論が出来ない愚か者だね

中国とか朝鮮の昔話で首をちょん斬られる村人の台詞だな

http://anond.hatelabo.jp/20100830232754

伊藤博文は併合反対の大きな勢力だったわけで、それを暗殺しておいて、更に暗殺者を英雄扱いしておいて、当時は朝鮮は併合を望んでなかったというのは支離滅裂だよなと思うわけですよ

今でも英雄扱いなんでしょ?それでいて併合は屈辱とか言ってるわけで、そこら辺の感情が全くわからないよ

http://anond.hatelabo.jp/20100830221730

どこがどう違うのか言わず、相手の思想の批判だけって。それじゃあんたが嘘つきだろ。

ちゃんとどこがどう違うのか指摘しなきゃ駄目だろ。

伊藤博文は日朝併合反対派の先鋭

伊藤博文暗殺直前まで戦争反対を必死に訴えていた

戦争反対スピーチ直後、安重根伊藤博文暗殺した

安重根は今でも朝鮮英雄

この辺、今じゃ常識だよね。あんたも否定してない。だって事実だもん。それを「違う」って言ったらあんたが嘘つきだよね?

だから、ちゃんとどこが正しくてどこが間違ってるって言う必要があるのに、あんたみたいなのは100%、絶対に、どこがどう正しくてどこがどう間違ってるのかは言わないんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100830223757

日・清・露が朝鮮を釣ろうとしている風刺画の印象が強いなあ

http://anond.hatelabo.jp/20100830213105

ロシア中国日本を攻めてくる、朝鮮半島で止めなければ!

>しかし朝鮮は抵抗する気が無い、このままでは日本が危ない

ソースは?

http://anond.hatelabo.jp/20100830213105

違います。

いいかわるいかは別としても、

朝鮮をぶんどる気、マンマンだったろうが。

事実誤認してまでエエカッコしいは、よくないぞ。

あんたみたいな思想的立場にいるひとが、

日本朝鮮と一致協力、同胞として

ロシアに抵抗を試みたノダー!、なんて

信じてるっていうのが、ちゃんちゃらおかしい。

あんたは朝鮮人をバカにしてるだろう、今?

明治の人も、そうだったんだよ。

人間てのは、あんたも俺も、人が見てなけりゃドロボーをし、

自分だけが正しいと思い、自分がよければあとはどうでもいい、

そういうヤクザな生き物じゃないの。

いったいなにをいってるのかね。鏡をみろ、鏡を。

日韓併合真実ってこうじゃないの?

ロシア中国日本を攻めてくる、朝鮮半島で止めなければ!

しかし朝鮮は抵抗する気が無い、このままでは日本が危ない

朝鮮日本を併合して、朝鮮に力を付けて、侵略できないようにしよう

伊藤博文「いや、併合するまでもない、国力が付くまで日本は手助けでいい」

安重根戦争反対スピーチをした直後の伊藤博文をブっ殺す

朝鮮安重根英雄

日本、併合しなけりゃ朝鮮テロリストに狙われると判り、朝鮮と併合へ

朝鮮王国も喜んで受け入れる

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殺しまでして併合を強要しておいて、それを謝罪しろとか何言ってるんだろう

2010-08-27

在日差別とはなんなのか

在日、と言ったときに誰のことを指すのか考えてみよう。

在日外国人の内、これは基本的に韓国人のことだと思う。

単純に在日外国人を排斥したいのならば、韓国人のみが特定して攻撃される理由はないはずだ。

だが在日差別されていると声を挙げるのは韓国人以外に見たことがない。

ならばこれは在日の問題ではなく、日本韓国の問題ではないかと思う。

ではなぜ日本人韓国人を攻撃するのか、答えは韓国反日だからである。

嫌われるから嫌う。

順番を間違えてはいけない。

韓国日本が嫌われたから日本韓国を嫌ったんだ。

実際に日本日本人に害をなしているのは中国人がほとんど、次点ブラジル韓国が入ってくる程度である。(外国人犯罪資料より)

日本人日本に害をなす者を嫌うならば在日中国人こそ排斥されていておかしくない。

しかしあの有名な在特会が攻撃するのは主に在日朝鮮韓国人だ。

日本人は、害をなされるより、嫌われることが嫌いなのだ。

韓国日本を嫌い、日本韓国を嫌う、この構図が出来上がったとき、在日差別顕在化した。

実際には、国民同士のけんかである。

日本という国の中に差別があるのではなく、日本人韓国人のけんかが日本国内でも起こっているだけである。

しかし日本国内にいる少数の韓国人からしてみれば、不当に差別を受けているように見えるわけだ。

それは多数決の問題であって、多数対少数になる事項では常に起こりえる。

この差別のように見える問題を解決するのは簡単だ。

韓国人日本人を嫌うのをやめればいい。

親日になれとまで言わないが、反日であることさえやめれば、日本韓国を嫌うことはなくなるだろう。

私は在日差別として在日韓国人認識している問題は、あくまで韓国民の問題であると認識している。

2010-08-19

現在朝鮮民族の力量をもってすれば、とても独立国家としての体面をもつことはできない。

亡国は必死である。亡国を救う道は併合しかない。

そして併合相手は日本しかない。

欧米人朝鮮人を犬か豚のように思っているが、日本は違う。

日本日本流の道徳を振り回して小言を言うのは気に入らないが、これは朝鮮人を同類視しているからである。

そして、日本人朝鮮人を導き、世界人類文明に参加させてくれる唯一の適任者である。

それ以外に我が朝鮮民族が豚の境涯から脱して、人間としての幸福が受けられる道はない。

日韓併合が問題になるのは、変な話だ。

我輩の併合観は欧米人朝鮮人観を基に考察したのだ。」

 

朝鮮全権大使 李成玉 「李完用侯の心事と日韓和合」

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