「春期限定いちごタルト事件」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 春期限定いちごタルト事件とは

2015-11-18

[]米澤穂信春期限定いちごタルト事件

★3くらい。

ミステリはだいぶ弱めかつ短編かつ高校ものから読みやすかった。

つーかミステリ自体マジで読者に解かせる気がハナからない感じするし。

前提条件が全部呈示されてなくて地元ネタ根拠推理ちゃうとかね。

俺的にはそれで全然よかった。

全然おもしろくなかったわけではないけど、めちゃくちゃおもしろかったわけでもなかった。

でもそういう普通レベル面白さを古典部シリーズ以来米澤穂信に感じられてなかったから久しぶりだった。

気になったのは2つかな。

違和感を覚えたって言葉があると思うんだけど、あれをこれまでの長編では全部違和感を感じたって書いてたんだよね。

それがこの作品ではちゃんと違和感を覚えたって書かれてた。

編集校正の力かな。

そんな言い間違いでキャラ設定してたっていうには無理があると思うし。

あとひとつ小山内さんって苗字

どうしてもアザゼルさんの丸メガネかけたタヌキと小山内くんのほうが浮かんできて終始ひどいビジュアルになってしまったわ・・・

どうしたんだい小山内クン!!

だとするとジョウゴロウがタヌキか・・・

少しでも珍しい名字最初にしつこいほど触れてしまうと、

それ以降何かでその名前に触れた時に毎回それを思い出してしまって変な感じになる

んで続けて夏季限定を読み始めたけど、面白さが上がってる気がする。

前々からの予想通り、古典部シリーズ小市民シリーズのみのファンでいるのが自分にとってはベストっぽい。

2009-09-23

さすが『春期限定いちごタルト事件』の真犯人(笑)

tonbo tonbo 読書会で、その「限界」に言及したけど、「ラノベ限界」の解釈ニュアンスがずれてるんだよなあ。ブクマコメント見るとさらにズレて解釈されてる。もどかしい。商業的な限界を言いたかったんだが……。 2009/09/23

あえて商業に話を限定して言うけど、クオリアに限らず今のラノベSF分を増やせば増やすほど読者は加速度的に減少していくというでっかい現実がある。これは詳細までよく練られていようが、理論的な整合性がきちんととれているかどうか、とかはあまり関係がない。

http://twitter.com/maijar/status/4174497241

もちろん、いくつか例外はあるけどそれはあくまで「例外」なのであって、SF分を一定以上に濃くした物語損益分岐点を越えようとすると、特に大手のレーベルのような初版が多いところにはバクチ要素がかなり強くなる。

http://twitter.com/maijar/status/4174548024

さすが、ライトノベル感想サイト大手の中でも指折りのスイーツ(笑)脳の持ち主、極楽トンボ御大でございますな。

自分ジャンル小説リテラシーのなさ(SFミステリファンタジーも本当に読めませんよね、この人)をライトノベル読者全体の問題であるかのように語らないでいただきたいものです。

小・中学生でも、《涼宮ハルヒシリーズを単なるキャラ萌え小説として読んでいる読者ばかりでもないし、SFよりもある意味ハードルの高いファンタジーでも、『精霊の守り人』みたいな、リテラシーが要求される児童文学作品を普通に読んでいる(《守り人》シリーズは下手なラノベよりよっぽど売れてるし、学校図書館の貸し出しランキングでも上位に入る率が高い)。そういうものは全部「例外」ですか?

トンボ御大やラ管連の大勢は、そろそろ自分たちが「一般的なライトノベル読者」ではなくて、「まともな知性も向上心もないライトノベル読者」という少数派の代表であることを悟っていただきたいものである。この人たちの声が大きいことって、害悪でしかないと思うよ。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん