「懲罰的損害賠償」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 懲罰的損害賠償とは

2013-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20130922132350

こういうのを防ぐためにあるのが「懲罰的損害賠償」だ。あきらかな不法行為に対しては、補償分だけでなく懲罰的な意味合いで何十倍もの賠償金が課せられたりする。たとえば、今回のJR事故なんて、補修すべきレールを放置してた事故なので、ああいうケースだと賠償金は莫大になりかねない。だが、残念ながら日本には、法制度上、懲罰的損害賠償という概念がない。なので、増田のように「相手の不当は明らかでも、面倒だからあきらめる」という事態が発生する。

ただ、懲罰的損害賠償が認められる社会では、逆に訴訟リスクが下がる(あるいは訴訟期待が上昇する)ため、社会全体としての訴訟コストが上がり、みんなで負担すべきお金は増えてしまう。なかなか、うまくいかないものだ。

2013-06-14

過労死を一瞬で終わらせる簡単な方法

法人に対する懲罰的損害賠償日本で導入されたら、過労死ブラック企業は一瞬で無くなるけど、どうして日本では懲罰的損害賠償が認められないのだろう。

懲罰的損害賠償って?

過労死ブラック企業がなくなるのはどうして?

ブラック企業経営者冷徹であるが「馬鹿」ではないので。彼ら(特にオーナー社長)は、会社が潰れることを死ぬほど嫌がる。懲罰的損害賠償で、数億から数十億の賠償を命じられれば、当然会社は窮地に陥る。経営者は絶対にそうしたくない。だから、絶対に無茶に働かせなくなる。営業停止でも良いではないかと思われるかも知れないが、それでは、従業員が会社を訴えるインセンティブにならない。

隠れて残業させるんじゃない?

懲罰的損害賠償の何が素晴らしいかと言えば、従業員をそのまま密告者にできる点だ。残業代裁判で請求して数十万にしかならないなら、多くの従業員はやろうとしないだろう。でも、数億なら?生涯年収くらいもらえるなら?

私ならわざとブラック企業に入って、サービス残業した上で、懲罰的賠償金をせしめるだろう。従業員が密告者になった企業はどうしたら良いか。とにかくきちんと残業代を払うなり、従業員の健康留意せざるを得なくなる。そうしないと「会社が潰れる」からだ。

日本にも懲罰的損害賠償を。特に法人に対する懲罰的損害賠償を。

ブラック企業を潰しても大丈夫だと言う強い意思があれば、簡単にブラック企業は無くなる。

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