2024-10-20

師父かいゲームしてたら酷く落ち込んだ

我々夫婦は共にゲーマーなのだが好きなゲームジャンル全然違うので、隙あらば相手自分の好きなゲームをさせようと画策している。

洗い物などの家事をする代わりにこのゲームやってよ!と頼み込む始末(釣りと思われるかもしれないがまあいい。お前らは知らないだろうがこういう夫婦もいるのだ)。

そんなこんなで今回も私の苦手なアクションゲームをやらされた。どうやらカンフー映画風の世界らしいので、音声はもちろん広東語選択カンフー映画は好きだ。雰囲気はすごくいい。非常にオーソドックス復讐ものだ。

難易度はもちろん一番簡単ものを選んだ。だからなのか、かなり丁寧なチュートリアルが出てくる。「ここでA!」と要所要所で出てくる感じで、ほとんどQTEレベル

最初のうちはなんとかなったが、まぁーこれが難しい。ガードが全然出来ないのだ。「直前でLB!」と言われるが、直前っていつだよ。そもそも普段使っている任天堂式のコントローラーと配置が逆なのでパッと対応出来ない。

つの間にか洗い物をしているはずの夫が後ろに立っており、「そこでLを押すんだよ」などと指図をしてくる。「うん、押してるんだけど…だんだん元気がなくなっていく。洗い物はとっくに終わったのに、主人公復讐は始まってもいない。父を殺され、成長していく主人公のオープニング映像いつまでも終わらないのだ。私のへなちょこプレイのせいである。うわー!素敵な演出なのに完全に逆効果だよ!

なんとか終わらせて自由移動が出来るようになったけど、部屋から出られない。

なんとか部屋から出られたけど、倉庫全然入れない。

なんとか倉庫に潜入したけど、もうめちゃくちゃ死ぬ。ずっと死ぬ

このゲームでは主人公死ぬと生き返り、その分1年ずつ歳をとっていく。やっと最初の仇を討ち取ったとき彼女は30歳になっていた。

何をやっても上手くいかず、いつもなぜかタイミングがズレていて、殴り掛かれば「やべえ女が来たぞ!」と罵られ、狭い部屋から出られず右往左往、歳ばかりとって…これって私の人生みたいだなと思った。ちょっと泣いた。

あいい。私にはちょっぴりウザいが優しい夫がいる。それだけで良しとしよう。

しかしお前、覚えてろよ。次は夫の番だ。どうしてやろうか。インフィニティニキでもやって貰おうかな。

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