2024-09-19

庶民はそんなに苦しんでたの?

今、大河平安時代やってるけど、SNSなんかだと「庶民は苦しんでるのに貴族宴会して惚れた腫れたやっててバカバカしい」みたいなこというおじがすごい沸く

まあ、こういうおじは二言目には庶民ガーって言うんだけど。

そりゃいつの時代だって底辺で苦しむ人はいると思うよ。病気になったりしたらロクに医者もいなければ薬も買えないし、天変地異が起こっても公的支援なんてほとんどない。

とはいえ平安時代日常生活はそれなりに送れてて、普通に生活する分には飢えたりすることもなかったんじゃないのと思う。

貴族の家って今でいえばでかい会社みたいなもんで、下働きしてる庶民とか出入りの業者とか大量にいたわけでしょ。

平和都市機能もそれなりに存在した時代、そこまで庶民庶民が言わなくていいと思う。むしろ庶民のほうが好き勝手楽しく生きれてたんじゃないかとすら思う

枕草子なんかは庶民階級を終始バカにしてるけど、伏見に物詣に行ったときに日頃の運動不足のせいで死にそうになった清少納言が、裾からげて元気に山を登ってる庶民中年女見て「うらやましい」って言うエピソードがある。

文献には庶民暮らしほとんど残ってないけれど、実際には日課のように物詣に行けるような楽しく暮らしてる庶民もいたんじゃないの?と思う。

貴族武力行使一種タブーみたいになってた以上、権力を得るのはほぼ血筋と人脈ということになって、血筋をつなぐためには男女がまぐわわないといけないし、人脈づくりのために宴会必要なわけじゃん。恋愛宴会も歌よむのも全部仕事から大変だね。

  • 🐊「オッ…オレに聞かんでくれえッ‼️!!!!!!❕」

  • 現代の労働者階級だって銀座や六本木で飲み歩いているような奴も海外旅行で飛び回ってる奴もいるけど それが一般的かというと違うだろ

    • とはいえ飢えて苦しんでるレベルまで行くともう少数派じゃん 低年収でもイオンで買い物してパチンコしたりしてそこそこ楽しく暮らしてるんだし、飢えて苦しむレベルの庶民以下に感...

  • 光る君へは庶民(貧困)層の生活も描いてて、若い頃のまひろ(紫式部)や道長がその層に寄り添うシーンもあったりしたからなあ んで今はそれは忘れて貴族の惚れたはれたや権力闘争...

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