2024-06-12

大学病院研修医するの何がダメ解説する

完全に医学生向けの記事。完全に自己満で書く。

増田は1年目を市中病院で2年目を大学病院研修している研修医。いわゆる襷掛けコース。今大学病院で働いていて不満爆発なのでここで愚痴る。

大学病院ダメな点

研修医がローテートする前提での業務じゃない。医者が多すぎる

市中病院では科によってはローテートする研修医に業務依存している。例えば外科救急科などは人手不足の傾向があるので研修医も重宝されて業務が与えられる。それに当直なんかは、ほとんどの病院研修医に業務依存している。しかし、大学病院では違うのだ。研修医が居てもいなくても業務が回るようにしている。なので、研修医がローテートしたところで見ているだけのお客様対応になってしまうのだ。それにそもそも医者が多いため手技なども研修医に回ってこない。市中病院ではCV挿入は1〜2年目研修医の仕事だが、大学病院では3〜5年目の医者仕事になるのだ。

研修医に仕事を与える文化がない

一つ前と被るが微妙に異なるので解説する。市中病院ではこの程度の仕事なら研修医にさせるか等の文化がある。しか大学病院ではそのような文化がないのだ。これは上記研修医がローテートする前提がないのと、医者が毎年変わることも起因する。指導する側もある程度年月が経てばこの病院研修医にはこれぐらいの仕事を与えようという感覚があるが、大学病院では毎年医者が代わるため指導側も研修医への対応感覚を掴んでいないのだ。そのため、業務自己完結して研修医に仕事を振れないのだ。

研修医の能力モチベーションに差がある

大学病院には50人程度研修医がいるが、能力モチベーションのばらつきが大きいのだ。それにそもそも大学病院ハイ思考医学生が集まる。そのため、研修医に業務を振るのがリスキーなのだ指導する側が研修医の能力モチベーションを見極めてから徐々に仕事を振っていくスタイルになるし、前の研修医のモチベが低いと次の子にも仕事を与える気が失せるのは仕方ないだろう。

制度がかたく柔軟性がない

ローテートを変更は4ヶ月以上前、変更の際は担当先生から印鑑をもらう必要がある、等と制度ガチガチ自由研修が難しい

以上の点から大学病院研修するのはクソ。マッチングもっと頑張ればよかった。

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