2024-02-27

インターネットが息苦しくつまらない世界になった理由

自虐から『自慢』の文化に変わったから。

まり外の世界と一緒になった。

インターネットが楽しかった時期は『自虐』が先にあった。

ニート”という言葉インターネットが無かったらここまで広まらなかっただろう。

丁度ネット自虐文化全盛期だった頃に広まった言葉だ。

かつて2ちゃんねるで盛り上がっていた『天下一無職会』は自虐文化の最たるもの

自虐文化が中心にあるのは歪んでいるが、それで一定平和が保たれていた。

ネット社会マウント合戦なのはから変わらない、

だが自虐風自慢”という言葉があるように、

かつてのインターネットはいかに人よりも劣っているかマウントを取る世界だった。

じゃあ何故自虐文化が失われたのか。

1,スマホが普及したことで”一般層”が大量に流入したこと

→これによりいか相手より優れているかを競う、外と同じ世界になった。

2,古くからネット民も自虐をする余裕が無くなったこと。

→上に書いた自虐文化所詮一定の余裕があった上での自虐だった。

昔も不登校引きこもり学生無職おっさんだって居た筈だが、ネットの中心は”将来ニートになりそうな暇な大学生”だった。

彼らが自分たちの微笑ましい不幸を面白おかしく誇張して主張していた。

「今はこんなんだけど本当にどうしようもない無職ニートにはならないよね。」という余裕があった。

3、いか他者より優れているかマウントを取る世界になったこと。

ここまで書いてきたように今は当時と本当に真逆世界になっていて

隙を見せれば後ろからマウントをとられるような状況、

弱みを見せたら誰かがやってきて罵倒されてしまうという恐怖に支配されている。

インターネットに変わる心地よい世界はあるんだろうか、

ネットにどっぷり嵌ってから20年以上になる自分はこの地獄で生きるしかないのかなとたまに絶望している。

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