2024-02-26

2歳児のドラえもん認知

週末に居間ユリイカ1月号を読んでいたら、遊びに来ていた2歳の甥っ子に取り上げられた

硬い紙でできた厚い本をパラパラとめくっては楽しそうにしていた

私が絵のあるページの方がいいかと開くと、パラパラと風を起こすようにめくり繰り返す所作がただ気に入ったらしく絵を見たりはしていなかった

顔に近づけすぎたり、紙で手を切らないように眺めていたら、「読み聞かせ」と言ってきた

詩か追悼文かpanpanya評論しか載っていない雑誌家族の前で甥っ子に音読する気はしなくて困っていると、

さきほどCMか何かを見て「どりゃぇもん」と彼がつぶやいたのを思い出した

からのび太宇宙開拓史』の漫画版を持ってきて、甥っ子に差しだした

今度は絵ばかりの漫画なので、甥っ子は指差しをして、「こえだえ?(これ誰)」と繰り返し聞いてくる

ジャイアン、それはスネ夫。それもスネ夫だね。それはのび太。それは中学生」と答えた

なんか先ほど、「どりゃぇもん」と言っていた割には薄い反応で、カバーをめくりとって遊びだしていた

そのあとでPCを触っていたら、「ピぽピぽして」というので、キーボード操作して、サブスクドラえもん検索して、ドラえもん1話分見せた

適当に選んだ、ドラえもん風邪を引いてドラミちゃんが看病しようとする回

彼は私の足の上に座っていたので表情は見えなかったけど、「こりゃがどりゃぇもん!」と楽しそうに言った

「これもドラえもんだよ」と先ほどの『のび太宇宙開拓史』を指さすと、ぶるんぶるんと頭を振って否定をされた

甥っ子にはまだたいして言葉も通じないし、どこまでの思考能力があるのかは知らん

から、彼の言葉動作意図が「アニメで動いているのが僕が見たかったドラえもん」という指摘なのか「この漫画キャラドラえもんではない」という直接の否定なのかはわからない

しか漫画版と今のアニメドラえもんは、頭の形や色見が違うなと思いつつ、「F先生ドラえもんドラえもんじゃないわけないけどな」という気持ちがムクムク浮かんできた

わさび声のドラえもん原作に近い生意気さと友達感を増しているとどこかで読んだなと思いつつ、注射を嫌がり、ドラミちゃんから逃げ回るドラえもんを二人で眺めていた

これが彼の好きなドラえもんなんだなと思いつつ、私も大山のぶよ声の保護者っぽいドラえもんと、『のび太の創生日記』みたいな入り組んだ話が子供の頃から好きだったんだよなとか考えていた

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