2024-01-11

トイレットペーパー生理ナプキン代替にならない理由

生理になったのに生理ナプキンがない、買えないという状況に何度か遭遇した増田です。n=1ですが、トイレットペーパー生理ナプキン代替にならないと考えています

■形が崩れる

トイレットペーパーは水に溶けます。血は水分なので、吸水するとトイレットペーパーは脆くなりバラバラになります。人は寝ている間も寝返りを打つなどして動き回るものですから、脆くなったトイレットペーパーパンツの中で偏り、場合によっては隙間から落ちます

増田場合、45分の授業を受けている間にもトイレットペーパーに偏りが生じ(ずっと座っているのに!)漏れました。

■吸水後の血がパンツズボンを汚す。

結構な量のトイレットペーパーを使っても、血はトイレットペーパーを貫通し、パンツズボンに到達します。水分を通さない層が必要です。

■ズレる

布とビニール袋を組み合わせて代替できるのではと思う方もいるかもしれません。

したことがあるのですが、ズレてスカートの間から血だらけのものが落ちてきました。

ガムテープで固定したことはないのでなんとも言えませんが、ビニールテープ程度では全然ズレて用をなさないです。

■行動しがたい

上に書いたように、生理ナプキン以外のもので間に合わせようとするとかなり行動が制限されます。じっとしていても漏れるくらいですので。生理があるくらいの年齢の人は女性であれ被災地において貴重な戦力となるはずです。生理からという理由で1週間動けないのは損失です。

生理痛などの理由により動けない場合は無理して動いてはいけませんが、体調不良がない人が動かないのはもったいないですね。

ここから、なぜ血が漏れると困るかという話です。

■恥ずかしい

説明するまでもないですね。

■血が出たあとだと分かるようなシミがハッキリと残る

経血はシミになります。シミになると、洗っても落ちません。漏れた直後に洗う(すぐにです、ちょっとでも油断するとシミになります)その日のうちくらいに経血用洗剤を使うなどで回避できますが、被災地において現実的ではありません。

増田はテキトーな人なので経血のシミがあちこちについているシーツの上で寝ていますが、引っ越しとき引っ越し屋さんにそれを見られて大変恥ずかしかったです。通常の羞恥心がある人はシミの付いた服は捨てます

これも物品の不足する被災地において大変もったいないです。

■固くなる

羞恥心は一旦忘れ、血をだしたままだとどうでしょう増田は試したことがありませんが「戦争は女の顔をしていない」によると、固まって太ももを傷つけて痛いそうです。

例えばキツキツのブルマージーンズを無理して履いたことのある人はご存知でしょうが、股の間の皮膚はとても薄いです。簡単に痛くなり、行動に支障がでます

他にも生理ナプキン必要理由はたくさんあると思うんですが、今思いつくのはこれくらいです。平常時でも生理ナプキンがないと困るので、非常時である被災地においてはどれほど困るかと想像もつきません。

  • トイレットペーパーが代わりになるなんて言ってる人、最初からほとんどいないよね?

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