2023-06-10

不倫していた

中途採用された自分大企業特有ローカルルール悪戦苦闘しつつもいくつかの企画を立ち上げていった。

いくつかの企画で一緒になった彼女自分の言うことを理解し、気づかないようなところまでサポートしてくれた。そのおかげで、彼女と一緒にした企画成功をおさめた。

評価した会社は、自分彼女炎上中のプロジェクトに投入した。ちょうど二人、うつ休職たからというのも大きかったとは思うが。

二人でとにかくがんばった。打ち合わせでのクライアントの高圧的な態度には、帰社後に愚痴を言い合ったりして過ごしていた。

クライアント飲み会にうちの会社から4人が呼ばれた。自分彼女も入っていた。朝まで接待し、タクシーを見送ったあと、二人で電車を待っていたとき彼女が今度ふたり飲みに行きませんかと誘ってくれた。

二つ返事で了承した。

金曜日の晩、仕事会社の話、個人的なことまで語り合った。ワインボトルを3本空けた頃には電車はなくなっていた。ふたりカラオケに行き、キスをした。

カラオケを出てそのままホテルに行った。

レスられ8年の自分彼氏と別れたばかりの彼女彼女の「こうやって二人きりで会ってくれてうれしい」と喜ぶ姿に恋をした。

とにかく二人で炎上案件をこなした。ほぼ毎日終電だったが、二人きりになることが多い残業は楽しかった。

ある程度の目処がついたとき自分けが別の企画に移ることになった。

自分は遅くても21時に帰ることができるようになった。自分が抜けた案件は再び炎上していた。

充実していた自分には、彼女が余裕をなくし心が壊れていることに気づかず、一緒に過ごせないことを残念だと思っていただけだった。

さびさにホテルに行ったとき彼女が泣きながら先のない関係が辛い、不倫であることに耐えられないと訴えた。自分は答えられなかった。

その日から彼女自分職場で二人きりでは話さなくなった。飲み会のあとだけ体を重ねて愛をつぶやく

そんなことは長く続くわけがない。別れを切り出された自分同意した。

それが1ヶ月前。ようやく気持ちに整理がついた。

しかったな。

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