マジックザギャザリングは特にアメリカにおいては統率者が基本中の基本だ
日本のようにモダンなどをしているプレイヤーは少数で、ボードゲームのように遊ばれている
なにせマジックの運営自体がそういう統率者の団体と通じ合ってカードを制作しているというから、いかに統率者がマジックにおいて重要かってのがわかるよね
そんでもって今回の機械兵団の進軍の後日談にあたるパックにて、今まで存在していたプレインズウォーカーというタイプが事実上消滅し伝説のクリーチャーになってしまった
これはストーリー的に各次元がつながってしまい、プレインズウォーカーという人以外の移動もできるようになったからだ
そしてプレインズウォーカーの灯は消失して元プレインズウォーカーは皆伝説のクリーチャーとしてカード化した
これが統率者と何が関係しているかというと、プレインズウォーカーは統率者として遊ぶことができなかったため、プレインズウォーカーというだけで統率者の中では評価が下がっていた
つまり統率者のルールの中で元プレインズウォーカーであるカードを遊べるようになったということ
別に商売なんだからってのはわかるけど、30年経ってマジックというゲームが競技志向からボードゲームになったのはちょっと残念だ
同じカードでもスタンダードとモダンと統率者はぜんぜん違うゲームだ
これらをきちんと共存させていくのが商売としていいと思うけど、統率者だけに偏った商売はやはりちょっとおかしい
まあ、元々機械兵団の進軍の煽りに「マジックに永遠の変化がある」と謳われていたことから大きな変化があることはわかっていたけど、プレインズウォーカータイプの消失だとはね