2023-03-03

チャートアナライザーに限らず音楽チャート分析をする方々を好きになれない理由

これは今某悪名ライターとやりあっているチャートアナライザー氏に限らず、音楽チャート分析をする人全体に言えることなんだけど、なんとなく「チャートが上位の曲が正義」みたいな風潮があるからなんだなと思っている。


昨今サブスクですぐ過去の曲も聞けるし、TikTokで今まで知らなかったような曲に触れる機会もたくさん生まれる、昔はレコード店レンタルCDショップでディグっていた行為が割と簡単スマホでできてしまう。

ということは各々が「自分が好きな曲」に出会える率も格段に上がるわけで、かつそれがヒットチャート上位でなくても言える時代になっていると思う。

(これは多分オタク文化が栄えたり、一般したことも起因してると思う。)

昭和平成前期と違い、もう「最新の音楽」をネタに話をする必要がなくなり、いうなれば「ヒットチャートから解放」された状態になっているのだ。


そうした中で「チャート上位であること」にスポットを当てるだけならまだよいのだが、「日本新譜をすぐ聞く習慣がない」「ヒットチャートに興味を持つべきだ」のような押し付けのような持論を展開されるのが煩わしいと思うのはもちろん、多様性に満ちているであろう音楽に対して「ヒットチャート上位」という属性のみでしか見ていないような印象を受けてしまう。

例えばAKBに例えると、大抵の人は〇〇ちゃんかわいいから応援する→結果総選挙で100位でも応援するということになるのだけれど、

チャート分析をされる人たちから受ける印象は「〇〇ちゃん総選挙で1位だからすごい!中身なんて知らないけどみんなに愛されているからすごい!」みたいな感じなのだ

これが例えば競馬であったら「勝つ馬が好き!」でそんなに嫌悪感はないのだけれど、一目で結果が見えるスポーツと結果はあれど感性評価が異なる音楽を一緒にするのも違うと思う。


もちろんこれは自分感覚なので理解されなくても構わない。

けど好きな曲を好きと言える令和にこうしたヒットチャートに拘られるのは少し煩わしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん