とある弁護士がデータベース等を使ってないみたいな言い訳をしているようなので。
詭弁と表現したのは今日データベースと表現されると一般的にはリレーショナルデータベースシステムや階層型データベースシステムを指すが、データベースという語義を原意的に広く解釈するとNT File SystemやApple File System、Extended File Systemなどのファイルシステムもデータベースシステムの一種として捉えることが可能ではある。
可能ではあるとするのは前述の通り、今日の情報技術者等の一般的な認識ではMySQLやMariaDB、NoSQLなどのデータベースシステムと解釈され、ファイルシステムとデータベースシステムは別概念として捉えることが常識的な判断であり感性なのだ。
ただ、現代社会でデータベースシステムを一切利用せずに取引するのはおおよそ不可能であることはデータベースシステムを熟知している者であればあるほど痛感するものであり、詭弁として挙げた通りにデータベースシステムという語義を途方もなく広く解釈するとファイルシステムもデータベースシステムなので、高度な汎用計算機たるコンピュータやスマートフォンを活用してしまうと我々、そして件の弁護士はデータベースシステムを利用していると言わざる得ないのだ。
ちなみにEメールクライアントやマルチメディアソフトのiTunesなどへデータの送受信や読み書きするだけでデータベースと相当されるものが生成される。Appleなどは情報技術者界隈でデータベースシステムを一新したがることへ悪い意味での定評があり、一般的なユーザーであってもiTunesのライブラリが壊れるなどと言った経験があるだろう。
筆者は法律の専門家ではないためシステムが自動的に生成するデータベースはユーザーが故意に作ったデータベースではないためユーザーがデータベース等を利用していないとする主張が妥当なのかどうなのか判定できない。
付け加えるなら筆者の学んだことや経験などを考慮すると、他者からファイルシステムもデータベースシステムの一種と主張されれば、100歩譲って言わんとすることは理解できるものの違和感が拭えなくファイルシステムとデータベースシステムは違うだろと言い返したくなる。そういう意味で詭弁なのだ。
アーカイブはどうなんだろうね?
アーカイブを生成するのをアーカイバって言うけどアーカイブは書庫とも表現されるし広い意味ではデータベースの一種と言って良いんじゃね? アーカイブするメーラー多いしデータベ...