ネットでは、発達障害は努力不足や甘えじゃなくて生まれつきの脳の障害だから一生治らない、と盛んに主張したがる人達がやたら多いけれど
そういう人達ってそう主張する事でどうなって欲しいんだろうか?
普通に考えたら努力不足や甘えの問題ならば、治って役に立ってくれる可能性があるから他人は長い目で見て教育しようとしてくれるよね?
一方、生まれつきなので一生治りませんという事になったら、教育しても無駄なので投資するだけ無駄という考えて予め排除するようになるだろう
何よりも、「発達障害は遺伝する」という事になっているので子供に遺伝させたら困るから恋愛や結婚を阻止しようという方向に向かうだろう
で、その結果、「発達障害は労働者として役に立たないから生活できるのに十分なお金を渡して消費だけさせよう」とか
「生かしておいても無駄だからとっとと安楽死させよう」とかになるならいいんだけど
実際には社会はそんなコストを払いたくないだろうからベーシックインカムも安楽死も無理で排除だけしてあとは個々人で勝手にのたれ死ね、というふうにしかならないだろう
発達障害は生まれつきの脳の障害で一生治らない、と喧伝する事によって、当事者に対して何一つメリットが生まれるとは思えないんだよね…
あと、身体障害の場合、生まれつきの先天的な障害に対しても医学の進歩によって「治そう」とする動きはいくらでもある
https://www.ncchd.go.jp/press/2017/20171130.html
手や足だって再生医療によって何とかしようという話はあるだろう
それなのに何故かこと「発達障害」になると、生まれつきなので何をしても一生治らない!医学の進歩で解決するのもありえない!と言って全否定にかかる不思議