自由民主党はもともと合流政党でありウイングが広すぎたため党内議論が必須で、党内で意見を摺り合せ根回しが完了し初めて自民党全体の方針となるという政党運営をせざる得ないことが当時問題視された
そこで自民党内で主流派ではなかった一部の議員が即断即決できる新党を作ると宣言し自民党から分離してできたのが共産党以外のほとんどの新党だ
公明党や幸福実現党、N党みたいな例外もあるけれど、自由民主党以外の政党は基本的に「即断即決」を事実上の党是としている場合が物凄く多い
なんでこんな懐かしい話を持ち出しているのかと言えば、おそらく現在30代くらいから下の世代は新党ブームの当時は幼すぎて「新党といえば自民党にはない即断即決」というイメージが上の世代から共有・継承されてないんじゃないか?とちょっと思った
これら若い世代から新党野党を見ると「何も考えずその場のノリで政策決めてるんじゃないか?」と疑念を持たれてしまってる気がするんだよね
実際のところは新党が誕生した経緯として即断即決が求められていたからスピーディーに政策や意志の決定をしているんだけれど、その背景が30代以下の若い世代へ共有されてないから新党野党へ持ってるイメージも違うんじゃないかと
40代以上の世代は何だか下の世代が野党へ凄く厳しいみたいな印象を持っていると思う(少なくとも筆者にはそう見える)んだけど、そもそも受け取っている野党のイメージが30代以下と40代以上でまったく違うじゃないかな?と主張してみようと思うんだけどどうかな?
ついでに言えば今の20代30代とかは当時参政権持って無い学生だった人が多く居て、民主党政権になり円高で国内製造業が海外へ逃げちゃって就職難に遭ってるから、どうすることも出来ず苦難を受けさせられてしまい自分たちよりも上の世代に対して物凄く不信感があると思うよ
このあたりもおそらく若い世代が野党へ厳しい理由なんじゃないかなってね
あーなるほど 政治家って基本的に新党ブームを知る40代以上が主な世代層だから自民党へ対抗する手段として当たり前のように即断即決を武器にしようとするんだけど若い子たちはそれ...
当たり前すぎて忘れがちな部分 若い子はなんで民主党が出来たか知らない
意外と納得感ある 自由党とかそんなこと言ってたなぁ
忘れがちだけど民主党政権のときに新卒で就職できなかったのは円高云々よりどう考えてもリーマンショックの影響だろ
それは流石にアクロバティック擁護すぎる
そう言えば最近は即断即決って言わなくなったな
改革ってワードもだいぶ見かける機会少なくなった気がする
たしかにそうだね改革も言わなくなった
いわゆる小沢新党で即断即決みたいなのが求められたけど、小沢新党は即断即決と言いながら看板付け替えただけの劣化自民党だとバレたので、流石に何らかの思想的な軸が無いとダメ...
たしかその当時は「すぐやる課」とか自治体役所に設置するの流行ってた気がする
即断即決をしたいなら独裁が一番だからな。 民主主義が独裁のアンチテーゼである以上、むしろ遅断遅決でなくてはならない。
まぁ遅すぎるのも良くないって意見もわかるけどね