2022-06-27

フライングオープン・チャックのすすめ

フライングオープン・チャックとは、トイレに着く前にズボンのチャックを下ろすスポーツ競技のことである

ルール簡単トイレの小便器に付く前にズボンのチャックを下ろし、着くまでの距離を競う。

紳士スポーツなのでチャックを下ろすだけであり、ものは出してはいけない。

また他人不快感を与えた時点(他人に見られた時点)で失格となるので注意しよう。

以下、各ステップを見ていこう。

ステップ1 自宅

まずは自宅で練習するのが無難だ。

トイレの扉を開けた瞬間にチャックをスムーズに下ろす、いわゆるオープンチャックの練習をしてみよう。

同時に、緊急回避時のクローズチャックの練習もする。

チャックの開閉に不安があるなら、品質の高いチャック(YKKなど)に交換するといいだろう。

ステップ2 人感センサーあり

チャックを下ろすのに慣れてきたら、公衆トイレデビューだ。

初心者おすすめなのが、人感センサーのあるトイレだ。電気が消えていれば中に人がいる確率はグッと低くなるので、安心してオープンチャックできる。

ただし中にいる人が長時間動いていないため電気が消えていたというパターンもあるので、そこだけは気をつけてほしい。

常にクローズチャックできるよう、チャックから手を離さないように。

ステップ3 通常トイレ

人感センサーありのトイレに慣れてきたら、通常の公衆トイレに挑戦だ。ここからが本番と言っていいだろう。

まずトイレに入ったら、手洗い場や小便器に人がいないことを確認する。

ここで誰もいないからと言って安心してはいけない。個室トイレの扉から人が出てくる可能性もあるからだ。

個室トイレの鍵が空いていることも確認したら、オープンチャック。慣れてくると1秒以内で確認できるようになる。

ステップ4 気配で判断

ステップ3に慣れたら、気配で判断してみよう。

トイレ内を目で確認する前に、音や空気感(できれば匂いも)など、五感を澄ませる。

気配がないなら人がいないと判断し、オープンチャック。もし誰かがいても、相手が背を向けていればセーフなので焦らないように。

相手に気づかれた場合は即座にクローズチャック。できるだけ涼し気な顔で行うこと。

もしクローズチャックに慣れていない場合ステップ1の自宅でのエクササイズを復習しよう。鏡に向かって表情の練習をするのも効果的だ。

最後

フライングオープン・チャックは紳士スポーツである

誰にも気づかれてはいけないし、不快感を与えてはいけない。たった一人で立ち向かう、孤高のスポーツだ。

競技人口日本だけでも10万人とも100万人とも言われている。

入門者はまず3メートルから始め、徐々に5、10メートル距離を伸ばしていこう。

年間累計距離が1kmを超えたら君も立派なフライングオープン・チャッカーだ。新たな挑戦者を待っている。

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