2022-04-18

五平餅定食が食べたい

みたらし団子みたいな一口サイズのちっちゃな五平餅ではなく、わらじみたいにでっかい五平餅かぶりつきたい。

味付けはえごまタレがいい。

ごま」ではなく「えごま」だ。

五平餅のタレは赤味噌ベースごまクルミピーナッツなど様々な味付けがあるけれども、定食として食べるのならえごまがいい。

ごまゴマ科の植物だが、えごまシソ科植物なので味も香り全然違う。

しかしながら、具体的にどう違うのかを忘れてしまったので、思い出すためにはえごまタレの五平餅を実際に食べなければならない。

五平餅定食には五平餅だけではなく、あったかいかそば地元で収穫された山菜おひたしが一緒に付いてくる。

これがいい。

定食にはご飯みそ汁定番だが、それだと五平餅を形作る米や味噌と被ってしまう。

よってご飯必要ないし、みそ汁は合わない。

濃厚な味付けの五平餅には汁物が欲しいけれども、吸い物だけだとボリューム不足で満腹にならない。

からかけそばなのが嬉しい。

左手五平餅をつかんでかぶりつきときおり右手の箸で山菜をつまむ。

手が疲れた五平餅を置き、かけそばをすすりながら口の中を潤す。

そんな五平餅定食を食べたのは私が子供の頃だから、もう二、三十年も前のことだ。

場所も店名も覚えていないが、車で出かけて日帰りだったことは記憶しているから、県内か県外であったとしても隣の県だろう。

曲がりくねった狭い山道と緑ばかりの風景も印象に残っている。

五平餅定食(一本)500円
五平餅定食(二本)750円
五平餅(一本)250円

五平餅のタレは「えごま」・「ピーナッツ」の2種類を選べます

他にもメニューはあったと思うが、覚えているのは上記メニューと値段だけである

その店は食堂だけでなく道の駅も兼ねているのか、地元で採れた野菜山菜も売っていた。

ごま名産であることを横目で見ながら、父と共に売り場を横切って食堂へ向かった。

上述のメニューから、とりあえず一本の五平餅定食を注文して足りなければもう一本五平餅を注文しよう、と父は言った。

父がえごまタレの五平餅定食を頼んだので、私も名産品のえごまなる食品が一体なんなのかが気になったこともあり、同じものを注文した。

五平餅定食の内容はすでに前述したので省略する。

五平餅定食は父と私同時に食べ始めたが、父は早々に食べ終えた。

私が五平餅定食を食べ終えると同時に、父から「もう一本食うか?」と言われたので、私は「次はピーナッツを食べたい」と言った

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