2022-04-16

バッセン騙し討ちを喰らった話

グローブを買ったけどキャッチボール相手がおらず、とりあえずバッセンで試してみようとなった土曜の昼

新しめの設備があるところで、入ったゲージには低速(100km)、中速(120km)、高速(130km)、変化球の4種類があった(ベイの今永が投げてくれた)

4回分のカードを買っていたので、とりあえず中速から試そうと思い開始

いきなり正面に座ると怖いので1球様子見、思ったより速かったがまぁ大丈夫、と座り2球目から捕球した

乾いたいい音が出る素晴らしいグローブだと感激、だがまだ新品だから弾くな、などと考えていたらあっという間に終了

そういえば先日の試合バッティングからきしだったと思い、好奇心変化球選択して開始

遅い上に全然曲がらないな、と思いつつそんなもんかと思いながら2回分打ち込み、そこそこ打てたなと満足

最後キャッチングをして帰ろう、今回はちゃんと芯で取りたいからと低速を選択、中速が取れたからと安心して初球から正面に座った

今永がシュッと腕を振り下ろし、よっしゃとグローブを前に出したところ、ベースの手前でボールがククッと沈み、「えっ」となったが体は反応せず

股間にある右側のボールジャストミートした

まさか40にもなってこんな体験をするとは思っていなかったが、なんというか、「殺してくれ・・・」と思うくらいの痛み

言葉では表現できないが、なんかもう本当に辛かった

今永の変化球は本当に鋭い曲がりで、ストレートと同じ感じできて突如ククッと落ちる、しかもさっきまで打ってた球より球速もあり、こんなすごい変化球スライダー?)は初めてだった

客は私だけだったので、他人に「キャッチングし損ねて股間ボールをぶつけ、悶え苦しむ中年おっさん」の姿を晒さずに済んだことは幸いだった

朦朧としつつも店員に気づかれたくなくて、10球目くらいに立ち上がり、鋭く曲がるスライダーヘロヘロになりながらカットするおっさんを演じた

演じながら低速と変化球ボタンあべこべになっているんだと思ったが、とにかく恥ずかしくて終わった直後に退店した

その後コンビニのベンチで休んだがなかなか収まらず、結局2時間くらいはなんとも言えない鈍痛が消えなかった

今となってはバッセン店員ボタンあべこべだと教えるべきだったか、などと思うが、あの時は本当にもう逃げることしか考えられなかった

私は250円を払って股間の痛みを買ったのでかと思うと腹が立つが、バッセンキャッチングだし不注意もあったので割り切ろうと思う

ちゃんとしたキャッチャー経験者ならサイン違いでも今永のスライダー股間に当てることもないだろうとも思うし

そして、消えない鈍痛の中苦しみながら1番考えたことはなぜか、珍プレー好プレー股間ボールが当たった選手審判効果音をつけてみんなで笑う番組だった

笑い事じゃねえぞ

何が言いたいかというと、バッセンキャッチングなどしなくてもいいよう友達を作ることが大事

  • バッセンは打つとこだと思ってたわ キャッチする遊び方でもいいのな

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