例えばドメイン更新設定(更新料支払い)画面に間違えて飛んじゃってナビゲーションから別ページに戻ろうとすると
「更新忘れてませんか?本当に移動していいんですか?」ってポップアップが出てきて邪魔してくるし、
ドメインを購入・更新みたいな手続きをしようとすると「メルマガを有効にする」のチェックボックス(デフォルト有効)があって
ふと油断するとメルマガ配信機能が有効になってしまうトラップが至るところに仕掛けられている。
んでメルマガ解除の手順もややこしかったりとか内容も空き枠を調べたことある文字列の類似ドメインの販促メールが大量に送られてきたり、こういうのが本当多いんだよなぁ。
多分だけど、『○○画面での離脱率』とか『メルマガ配信数』とか『○○ページへの流入数』みたいな要素が重要なKPIとして社内で設定されてて、
「これらを向上(ときに低下)させるにはどうすればいいか?」ってアイディアを社員で集まって出し合ってユーザーの使い勝手とかUXとか度外視でどんどん詰め込んだでいった結果こんなクソダサいもんができあがったんだろうなぁって。
「更新ページから移動するユーザーにクソうざいポップアップを出す/出さない」でABテストをやったらきっと出すパターンの方が目に見えるくらい離脱率は下がるんだろうよ。
ドメイン管理サービスなんてメインの客層は法人だろうし、Appleの公式サイトみたいに皆が憧れるイケてるものを目指す必要なんてない。
今はきっとこのKPIの達成率によって部署の評価や社員のボーナス額は決まっていって、社員が頑張る程にサービスはどんどんダサくなっていく、多分そんな状態。
お名前ドットコムは例として上げたけど、こんな状況になってるサービス山程あるよね?
俺は仕事上使わざるを得ないんだけど、日本のサービスのこういうところがとことん嫌い。俺はこんなクソダサいもの作んなきゃいけない仕事なんてゴメンだね。
楽天はわざとスーパーのチラシみたいにしてクソダサUIにしてるらしいよ そのほうが売れるらしい