名称変更の是非はおいておいて
コメントを読んでいくと、よくミルキーやお袋の味が引き合いに出される
「母」という言葉からの引き合いだろうが、読んでいると違和感があった
そもそも提示された問題はざっくりまとめると「お母さん食堂という名前は理不尽な労働を強要させる」というもの
対して、ミルキーやカントリーマアム、お袋の味が結び付くのは味覚のイメージなので、これらと問題にされたお母さん食堂はカテゴリが違うので比べると違和感を覚える
理不尽な労働の強要が駄目といった意見なので、引き合いにだすなら同じく、理不尽な労働の強要と結び付く言葉がいい
やはり記事に投稿されたコメントのひとつに、ざっくりまとめると「サラリーマンは男が金を稼ぐことを強要する言葉」というものがあってなるほどとなった
彼はパート先などで「やっぱり男は働いて妻子を養ってなんぼ」といった意見を時を変え品を変え耳にしている
そして立ち寄ったホームセンターあたりでサラリーマンのための~と展開されている日用品などのシリーズを見たときの心理を想像するのが今のところ一番しっくりした
あと気になったのは、コメント欄では問題提起した女子高生を酷く言っているのを結構見るが、それはちょっとどうかと思う
それと、お母さんは食事作りを強要されてなんてないよ!みたいなコメントもよくあるけど、そのわりにはネット上ではモラハラ夫の話を良く見るよねって
ポテサラ爺や冷凍餃子は手抜きだといった旦那はお母さんに食事作りを強要してるし、減ってきてはいるだろうけど、病気の奥さんに夕食作らせる旦那もきっと、絶滅してないだろうし
まぁそれとこれとは違う問題だから誰も気にしないんだろうけど、お母さん食堂に嫌なイメージを持つことすら否定するのもどうかと思う
大多数の人がいいイメージを持っているのは理解できるけど、そうじゃない人もいるし、今回たまたまろくでもないのに目をつけられちゃって利用された可能性もあるし
カントリーマァムのマァムはお母さん(Mom)ではなく貴婦人(Ma'am)であり、田舎暮らしのお母さんが子どもたちのために手作りした素朴なおやつではなく、貴族のご婦人が窓から広大な...
おふくろの味もおふくろが作ったからおふくろの味がするんであって労働を想起させるよね。 こういう名称にケチつける奴って令和の令は命令の令だって言ってる馬鹿と一緒じゃん。