大学に入学後、一人暮らしの不摂生防止のためにと、親の勧めもあり朝夕食付の学生マンションに入ったがこれが大失敗だった
元々一人が好きな自覚はあったが、毎朝夕に見知らぬ人と食堂に会して食事をとる、これが思いの外に苦痛なのだった
もちろんコミュ力鬼の学生もいて、2ヶ月もすればマンション内で仲良しグループも出来始める
しかしコミュ障の自分にとって、授業が一緒でも無し、帰る時間もバラバラ、話すのは朝夕の食事だけの関係の人間と仲良くなることは中々に難しいことだった
ただ毎日顔だけは合わせるので、一応愛想良く振る舞ってはおかないといけない
隣人以上友人未満の微妙な関係が続き、疲れて帰ってきても朝夕は必ず愛想笑いをする…気がつけば心休まるはずの家に帰るのは苦行でしかなくなり、食事で人の顔を見ることが恐怖になり始めた
心療内科を受診しようか本気で悩み、結果的に自習をして夜遅くまで学校に残ることで夕食提供時間に間に合わないようにしたり、朝食を抜かして朝早く学校の図書館に向かったりと、何とか住人と会わないようにしようという方向へと行動し始めた
そのうち食事に来ないことを管理人に問い詰められたので、生活リズムが合わないと理由を付け月1万円の食費を払わないで済むよう手配してもらった
家賃が高いマンションだからか、学生におかしな奴はいなかった。むしろ自分が一番おかしかったかもしれない
良いマンションなのだろうが、自分には合わなすぎた。結局1年で精神的に耐えられなくなり、引っ越しをする羽目になってしまった。
親御さんが心配してこの手のマンションに入るよう勧められる家庭もあるだろうが、他人との会話が苦痛なタイプは想像以上の苦痛を日々しいられることになるため、入居をお勧めしない。
リトバスだとかいうエロゲで人見知りを無理なり直そうと寮生活させたら壊れかかったみたいなルートなかったっけ
面子の問題だな 自分から声かけられない人見知りが学校に居場所無くて逆に声かけてもらえる食堂メンバーだけが友達だったみたいな例もあるし
あそこって一緒に飯食うのか ボンボンの医学部の人とかが入っているイメージがあった