同じ野球チームやバンドのファンがすぐに友だちになれるように、酒のファンになれば同じ酒のファンとすぐ友だちになれる。
そして酒にはファンが沢山いるから酒のファンになっちゃうのは人生においてめっちゃ得なんだぞ。
とのこと。
無茶言うなと。
いつかは強くなると無理やり飲まされ続けたのもあって俺は見事に酒のアンチになった。
酒のアンチとしてその課長とは段々敵対していったし、それとは別に給料が残業時間に見合ってなかったので会社も辞めた。
そしてそれがメジャーであるほどにファンどもは加速度的に調子に乗って誰にでも布教するのが正しいと思いこむ。
鉄道オタクとかガンダムオタクとかアイドルオタクとか野球オタクとか特定宗教や政党のシンパ達……そういった厄介な信者の類ってのは結局そのジャンルを通して仲良くなった成功体験とかが変に積み上がりすぎた体なんだろうな。って
そしてそうやって甘やかされたファンほどアンチに対してやたら敏感だ。
だから俺は色んなものの悪口は言わなくなったし、アンチがどこにいるか分からんので無趣味を装うようになった。
結果として無味乾燥なヤベー奴として職場では扱われるけど、その分飲み会にも誘われにくくなって得してる。
あの自称酒のファンはマジでクソ野郎だったしその理論はたしかにクソだったけど、そのロジックそのものは俺の人生に糧をもたらした。
まさしく「敵の名言」であったよ。
そういうのあるかい?
ファンになる事を強要するのは間違っているが、課長の理論そのものにおかしいところは無いでしょ
文盲って実在するんだな