世の中には「トイレがきれいな会社は成長する」みたいな、どう考えても根拠の無い経験則が流布されており、それを信じる人もいます。
このようなちょっと考えれば(いや考えなくとも)何の参考にもならないと分かる言説を、なぜ信じる人がいるのでしょうか。
なぜ、バカはこういう下らない「法則」や「格言」を信じてしまうのでしょうか?
ひとつ目は、そもそもこれの真偽を判定できるだけの思考能力が無い。そもそも学力が低すぎるということです。
そしてもうひとつは、バカのくせに「頭よくなった気分」に浸りたいというものです。
そもそも、本当に専門的な科学とか法律とか政治とかの知識がある人(ただしこれは相当高いレベルですよ。林先生とかがインテリだと思ってる人はバカの範疇です。もっと物を知りましょう)なら、単に自分の持っている知見を披露すればいいです。
しかし、バカには披露できるだけの知見がありません。でも、頭はよくなった気になりたい。そこで編み出したのがこの「法則化」です。
「トイレを見れば会社が分かる」みたいな、一見関係無さそうだが、なんとなくそんな気もする、そんなことを聞いたり自分でも主張したりすれば、たしかに「何かを理解した気」にはなれます。それにバカは味を占めるのです。
専門的な勉強をするのは大変な努力が要ります。さらに自分が研究者になって新しい成果を得るのは、勉強とは比べ物にならないほど大変です。しかし、こんな芸能人の新書に書いてありそうな法則や格言を知ったり思い付くのにコストはかかりません。
逆で、景気の良い会社はトイレがキレイ、はあるんですよ。
あ、バカだ
そうね トイレを常にキレイにするための清掃員使えるだけの余裕があるってことだからね ところで ・景気がいい会社はトイレがキレイ ・トイレをキレイにすると会社が成長する これの...
朝飯論法と一緒で朝飯だけ食べたってどうにもならないんだよなあ
それを逆手にとってトイレをきれいにするだけで「あ、景気よくて民度が高いんだな」と思われるから会社が得する
あ、バカがいるわ
トイレがキレイだからいい会社、とは限らないがトイレが汚い会社は駄目、は言えるんだよなー お前馬鹿すぎてわからなそうだなー