2021-06-17

二次創作の筆を折るとき

東日本大震災ときにポッキリと折れた。インターネット中どこに行っても震災の話で、現実虚構侵食する感じで自然気持ちが乗らなくなった。別にインターネット震災の話をする人が悪いとも思わないし、極自然話題だったと思う。津波映像が何をしていても頭にこべりついて、何を読んでも被災者の声が浮かんで、ただただ二次創作に没頭出来なくなった。誰も悪くなかった。

ポッキリと折れた筆はまた2014年ぐらいに回復してまた書き始めた。中々書きたいと思えるアニメ漫画にも出会えず、このままこの世界からフェードアウトするのかなあと思っていたがすごい熱量で書き始めた。

でもこの時も2015年にまたポッキリと折れた。誹謗中傷が原因だった。たった一件非難されただけでダメだった。ダメ出しに弱いんだなあと思った。100件の励ましより1件の中傷の方が強いなんてこの世の中理不尽だなと自分でも思った。

2018年に同じジャンルで再活動を始めた。滅茶苦茶書いた、小説50作ぐらい書いたと思う。とにかく楽しかった。ブームが去った作品だったので前より励ましの言葉も減ったが誹謗中傷は一つも来なくて平和だった。

2020年コロナ禍でまた筆が折れた。インターネット現実侵食してしま自分の中のフィールドを汚された感じがした。またフィクションにのめり込めなくなった。どんな小説を読んでも、どんなイラストを見ても小池百合子の会見が脳にチラつく。しかしまあこれもまた誰も悪くないと思う。

次にまた書こうと思えるのは2023年かになるのかなあ。

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