2021-05-22

anond:20210522012515

ある程度、理路は理解できる。

ただ、反論が集まっている通り、「オタク差別主義者が多い」という現象自体には疑いがある。

「『差別主義者が多い』と反差別運動家から認識されやすい」ではどうだろうか。

イラスト漫画表現記号的、ステレオタイプ性質を伴うがゆえに、どのように人間を描いても、運動家から批判される差別表現共通の特徴を幾分かは含んでしまう。

オタク関係の薄いジャンルだと、似顔絵も同じ。

ある人物を他の人と区別できる身体的特徴を強調して描くため、人種性別障害などのステレオタイプ化につながりやすい。

なお反差別運動家自身ステレオタイプからは逃れられる訳ではない。

より正確には、マイノリティネガティブな特徴はなるべく表現するな!派と、個性として隠さず強調しろ!派に分かれる。

人種問題場合、肌の色や容貌など黒人の特徴を持つキャラクターは前者からステレオタイプとして批判されるが、そのような黒人の特徴を持つキャラクターが不在の作品後者から人種多様性無視していると批判される。

後者のように、黒人キャラクターが不在かどうかを判断する基準もまたステレオタイプである

  • いや反論っていうか「オタクを差別主義者だというお前こそ差別主義者だ」みたく反発してるだけでオタクが差別主義者か否かについて語っているものはほぼほぼ皆無だよね?

記事への反応(ブックマークコメント)

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