出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』(2004年、洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記。記述形式は
[ページ数]
(初出)
です。
[p149-150]
【※】『キル・ビル』の話題から、ワインスタインとタランティーノの蜜月関係の話に。
町山:ワインスタインはファイナルカット権を監督から奪ったり、シナリオに何度も書き直しを命じるので悪名高いんだけど、タランティーノだけはノーチェックなんだって。
(中略)
【※】『キル・ビル』撮影当時、クエンティン・タランティーノが「演技指導」の名目で、ダリル・ハンナにハードコアポルノを観せたは有名な話です。
【※】その話をタランティーノから聞かされて、一緒に面白がっていたのが町山智浩です。
【※】タランティーノにワインスタインが甘かった理由も、二人に「性的強要・セクハラ体質」という共通項が有ったからではないか?と私は推測しています。
【※】「特定の人間にだけは甘い」という体質は、町山智浩ら旧体制『映画秘宝』と共通していますね。町山智浩らは、自分たちのことは棚に上げていますが。
(初出『映画秘宝』03年vol.47)
【感想】