2021-01-21

なんで「トランプ負けた」程度に気を使わなきゃならないんだ

ネットに書く上で、避けるべきデリケート話題ってあるけど、年々そのデリケートゾーンが広がっていって、もうよその国の大統領選挙の結果すらデリケート認定されてきてしまってる。

当方フリー活動してて、多少は人気商売のためTwitter自力広報もしなきゃいけない。

政治的なにおいのする発言をすると、それがどんな薄いものでも、瞬間的にドドッとフォロワーが減るので、これもいかんのか、それもか、という具合に学習していってて、段々と発言の幅を狭めていっている。それ自体はいい。

同業者フォロワー数万人超えのアルファの人たちは、発言個人でやってるとは思えない"丸み"になっていて尊敬する。直接話すとちゃん政治にも関心があったりするんだけど、ツイッター上では完全に隠し切れている。莫大なフォロワー数が風圧になって、ジェット機の研ぎ澄まされた形状のように、発言が極限までシャープになっているんだと思うけど、自分にはとてもたどり着ける気がしない……。)

厳しい日常と日々戦ってて、ネットくらいは明るいものが見たい人たちにとって、デリケート話題は避けたいというのも分かるんだけど、もはや「選挙トランプが負けたー」という事実すら「強く政治的意見」みたくなってしまってるようで、めちゃくちゃになってるなって思う。

この件に関しては、主にバーサーカーと化した陰謀論者の暴れっぷりのせいが大きいと思うんだけど、なんでそいつらのために、ここまで制限されなきゃならないんだ、いくらなんでも侵害されすぎでは、って思う。あの界隈の人ら、相当穏健な方でも、トランプ負けた程度の発言に対して、「事実ハラスメント」とか言い始めてるんだよ。

本来2メートル幅あった歩道が、暴走マッドマックス仕様車がすごい量通るようになって、もうロクに半身でも歩く幅がなくなってる息苦しさがある。

広報役割もやるなら「萌え」や「推し」の話しかすんなって感じなのかな。

それにしたって、もうちょっとデリケートゾーンを元の幅に戻せないのかな。

無理か。

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