■すぐ燃やす風潮と、燃えたらフェミ云々と言う風潮

最近ちょっとした事で炎上したり、逆に「これだからフェミは〜」しか言えない人が出てきたりで慌ただしい。

ただ、今回の件はさすがに、フェミ云々で片付けられるものじゃないと思う。

性別に関わらず、この広告をおかしいと思わないのは危機感が無さすぎる。

Twitterをざっと見た感じ、

①理論的に分析しメーカーを非難

②感情的にメーカー(と男性)を非難

③メーカーを擁護

④女性蔑視(年齢や容姿を決めつける等)

⑤炎上を楽しむ人

と、まあ地獄だった。

①は、広告ターゲットを間違えたから悪い、とかそんな感じ。

②と④が醜かった。

男性全員を性犯罪者のように扱うツイートや、炎上に乗じて夫を貶すツイートが目立った。

④については、「若者は萌え絵に抵抗がないから非難している人は中年女性だ」「どうせブサイク」という決めつけ。

全員冷静になるべき。

口汚くメーカーと男性を貶すから、フェミはどうのこうのと言われるの。

女性蔑視を正論のように振りかざす人は、もしかしたら「反対意見言えるカッケ〜」って思ってるかもしれないけど、めちゃくちゃダサい。

今回の件で他のメーカーも燃えたり、過去の騒動が掘り返されたりしてるけど、

すぐになんでも炎上させようとする態度も改めなくちゃ未来はない。

結局のところ、発信元と受け手の、倫理観と国語力の問題だと思ってる。

タイツの炎上は発信元が線引きを分かっていないし、発信の仕方も悪い。いい絵もあったのに。

反対に、受け手の国語力足りてる？と思う炎上も少なくない。

このままだと炎上が怖くてグッとくるCMがなくなってしまうかもしれないし、

おかしいと思っても「アンチフェミ」に声がかき消されるかもしれない。

どの道このままじゃ未来は暗いよ。

誰かが言ったように、怒りは議論ではないのだから。

Permalink | 記事への反応(1) | 23:32

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