2020-10-17

日本学術会議,結局は科学者問題

任命拒否問題の話は政治問題から置いておく.

Twitter学術会議検索すると,

日本学術会議とばっちり学術振興会などの国の学術組織お金が使われていることが,

大きな批判の的であると見受けられる.

日本は少なから科学技術恩恵を万人が受けているはずで,

その基盤となっている科学研究を軽視し,科学研究にかけるお金を減らすとどうなるのか.

少しでも研究という行為に携わったことがある者なら,結論はすぐ出るはずだ.亡国だ.

ではなぜ学術振興会にたったの数千億,学術会議に十数億の予算が国から出ていることを

問題視する国民がいるのか.

当たり前だ,重要性をしらないから.目的をしらないから.

だって何に使われているのかもわからないところにお金を出すのは反対するに決まっている.

なんでわからないのか?教えてもらえないから.

科学重要なのは当たり前だろ,というのは科学者の驕りである

科学者全体が国民へのアウトリーチ活動を怠っていて,

数十年・数百年という単位でみると大幅なプラスとなっていることを説明出来ていない.

今1兆円かけると100年後に100兆円になって帰ってきます

これなら世間一般の見識があれば普通に納得できる.

科学者がやっているのは,お金だけを要求していて

社会全体でみたときに,

科学研究投資ギャンブルなんかではなく正しい投資行為なんだということを説明できていない.

これでは,国民が納得することは無いだろう.

科学者が一丸となって,メディア露出して世間の納得を得るべきだ.

そうすれば,数%の採択率の科研費を取るために一生懸命になって提案書を書くよりも

長期的には科学者全体が得をするだろう.

結局は科学者の引きこもり体質が問題なのだ

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