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旦那さんとは婚活でのお見合い結婚

地元の工業高校出て就職、何度か転職して今の会社は10年目

勤務時間がバラバラでだいたい深夜早朝にかかる

ご両親は子供の頃に離婚していて、お母様は連絡も途絶え30年、お父様は数年前に亡くなったそう

婚活で申し込んだのは私から

長く厳しい婚活戦線で相手の経歴なんかもはや読まなくなっていた

月末のチケット期限に半ば諦め半分年齢条件のない相手を片っ端から申し込んで、それでもチケットは余り

そんな中、つながったうちの1人

笑顔がとても良い写真だった

勤務時間がかなり異なるので、予定を合わせるのにかなり時間がかかった記憶

会った第一印象は、同い年なのにけっこう老けてるなあ、だった

でも向こうにしてみたら私もそう見えるんだろう、お互い様だと思った

何を話したか、適当な相槌トークしてた記憶しかない

お見合いで断られるのにも慣れきって、きれいな場所で異業種交流の世間話をする会、くらいになっていた

どうせダメだろうと思ったらつながって、ごはんを食べに行く約束をした

そのうちダメになるだろう、と思いながらごはんを食べたり出かけたりしていた

旦那さんは人種の違うリア充にしか見えず

私のことを何か良く誤解しているんだろう、と思っていた

やっぱり何か違うのでごめんなさい、と言われるまでだと思いながら会ってた

会うのは楽だった、とにかく楽だった

人当たりがよくて話してて楽で

予定もあれこれ決めてくれて

遠出をするのも家まで迎えに来て送ってくれる

向こうの段取りに乗っかってるだけでとても楽だった

交際継続の確認をされたあたりから、さすがに誤解させとくわけにはいかない、といろいろ出すようにはしていった

が、受け入れられたというより聞き流された感じ

気づいたら成婚退会の意思確認されて、ちょっと驚いて断る理由もなくて、じゃあ、という感じで

引越して婚姻届出して今に至る

あまりにも急に何から何までもうまくいき過ぎて、実は自分は死にかけてて死ぬ間際に見てる夢なんじゃないかと思う

Permalink | 記事への反応(3) | 20:23

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